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先日の行政の判断からしても、日本の動物愛護はとても遅れています。
諸外国とは比べものにならないくらいです。
美しい日本を目指す先進国とは思えません。
経済大国といわれる国は、動物に対しても優しい国であるべきです。
動物達に優しい国は、人にも優しい国になるのです。
戦争を放棄した日本は戦後、経済大国に発展しましたが、動物愛護にまでは発展していません。
最近の痛ましい事件が多く起こっている現実は、まさに情操教育が立ち遅れているか欠如しているのではないでしょうか。
親が子供を傷つけたり殺したり、また子供が親や先生を尊敬しないで、傷つけたり殺したり、それも猟奇的な行為がありました。昔はそれほどでもなかった。
何故、そのような恐ろしい事件が起きるのでしょうか。
私たち子供の頃は、子供同士が喧嘩をしてもすぐに仲直りして遊んでいました。
親を、先生を尊敬していました。
親もおじいちゃん、おばあちゃんも子供や孫を大切に育ててきました。
核家族になってからは、祖父母から離れる事が多く、しつけや愛情をかける機会も少なくなったのでしょうか。
電車に乗り合わせても、お年寄りに席を譲る事も少なくなってきています。
目の前に事件が起きても、助けようともせず、知らん顔している人もいる。自分さえよければいいのか。
いつ、わが身に災難が起きるかもしれない。
その時に気づくのではないか、どうして周りの人は助けてくれないのか。と。
人に対する思いやりも欠落しているように思えます。
なぜ、そのような自己中心的な考え方になってきているのか。
これらはすべて、今の大人たちの責任です。
教育には、学校教育、家庭教育、地域教育がありますが
学校では先生が子供達に知識を教えます。
家庭では親が躾をします。
地域では周りの大人たちが子供達に社会のルールや指導をします。
こうして子供達は心身ともに成長していくのです。私たちがそうして大人になったように。
今は、先生が子供を叱ったら、親が学校に怒鳴り込んだり教育委員会などに抗議をしたり、ウチの子は家で掃除をさせないので学校でも掃除当番をさせないでくれ。と、言う馬鹿な親もいます。
先日もお巡りさんが行き過ぎた行為をした子供を叱り殴ったといっては逮捕されました。
お巡りさんが暴力をしたのは行き過ぎですが、叱るのは良い事です。
注意をする大人が減ったのも現実なのです。
人間関係が万事、このような状態だから、動物に対する思いが欠落してくるのでしょうか、でも、だからこそ、今こそ、命あるものに愛情を掛け、大切にする心が必要なのです。
将来を担っていく子供達に、命の大切さを、もう一度、一から教えていきましょう。
きっと、純粋な子供達は、わかってくれます。
周りの大人たちが、教えていかなければ、もっともっと、困った事が起きてきます。
今からでも遅くないのです。
私たち大人が、子供達に対して教えていく事が、美しい日本にする事なのです。
勇気を出して、席を譲らない子供らに注意をしていきましょう。
一人ではできなくても多くの方が力を合わせれば出来る事なのです。
そうすれば、動物愛護運動も自然に大きな力になって、本当の先進国になることでしょう。
道のりは、遠い。
でも、誰かがしなければ、何も進まない。
誰かがするのを待ってはおれない。
せめて、せめて、動物を愛する仲間達からでも、実践していきたい。
先日までは、少々、疲れていました。 が、そうもしておれない。
私は、進んで実践していきます。多少の抵抗があろうとも、前に進んでいきます。
休んではおれない。
私は60才、あと10年。元気良く動けるのは、10年くらいか。
若い仲間たち、私に続いてください。


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