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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

ワン、滋賀シェルターに入る。



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11月27日に保護犬22頭を滋賀シェルター施設に移動をしました。
みんな元気で広い敷地内を走り回っております。
犬舎も広く、大型犬用犬舎1箇所に2~3頭が入って居ます。
18頭が小型犬で、中型犬が4頭です。

ボランティアやスタッフの車5台に14人が分乗して、シェルター入りしました。
車にはご支援者の皆様から頂いたバザー用品がびっしりと積み込まれていました。
ワンは1頭ずつ、車から降ろして犬舎に入れ、新しい寝床も用意してくれました。

7月31日のレスキューから始まり、酷暑の中、大阪~神戸を往復しながらの懸命の救助活動。
レスキューしてから4ヶ月もの間、狭いバリケン生活でしたが、1日でも早く広いシェルターで遊ばせてあげたい。走らせてあげたい。
そう願っていたボランティアさんやスタッフは、犬たちを犬舎に運びながら、感極まったのか、涙が零れ落ちるのも拭おうともせず、涙ながらに「よかったね、よかったね」と、口々に話しかけては涙していました。
ワンたちは小さい身体や尻尾を千切れんばかりに振って、全身で喜びを表現していた。


その光景を傍で見ていて、私も思わず、ジーンときました。
自分達が、あの酷い環境の中で生きていたワンたちを救い、介護し、毎日のようにお世話をして、疥癬症を治し、晴れてシェルターに来る事が出来たのです。感慨もひとしおでしょう。
来る譲渡会で選ばれて里親に巣立って行く光景を見たら、我が子を出す想いできっと胸がいっぱいになるだろうね。

一夜明けて、今日は朝からマスコミの取材攻勢でしたね。
新聞社4社、テレビ局3社でした。もちろん、朝日放送ムーブ以外ですけどね。
偏見放送をするようなテレビ局には一切、取材は拒否します。
実は27日の犬搬入時にムーブ1社だけが来ていましたが、(反対派の連中が知らせたのでしょうね)
搬入前に地元の反対期成同盟の役員数人が施設に押しかけてきて、「どうして合意をしていないのに犬を入れるのか」と、迫ってきたのでした。
寝耳に水の私は、「ちゃんとした手順で貴方達の反対期成同盟の代表と話し合いをし、犬の搬入の了解はもらっている。何の約束違反もない。」と説明をしました。しかし、地元側は「私等は何も聞いていない。代表個人が言った事で、私等は聞いていない」と。
私「そんな事はない。私は1週間も前に了解を取り、概ね合意しているし犬を入れる事は問題はない。と確約はもらっている」このように返答した。
それでも搬入時に施設前にて拒もうとした。
一時は騒然となり、相変わらず、ムーブはカメラを回し続け、住民を煽る。
その後、反対期成同盟の役員は今度は高島市職員に向かって暴言を吐き、ホコ先を市役所に向けていった。
私は、思わずムーブに対し「カメラを回すな。取材は拒否している。私達には取材を拒否する権利も肖像権もある。」と言い、
ムーブ「報道の自由であり、取材は義務であり問題はない。勝手に取るし肖像権ならモザイクをかける」と言って無視し、カメラを回し続けた。
私「これ以上、横暴な取材を続けるなら朝日放送局に対して正式に抗議する」
ムーブ「どうぞ、ご自由に」

このような取材姿勢に問題はないのか。
朝日放送の品格が問われる問題である。
法定代理人を通じて正式に朝日放送に抗議するつもりでいます。
BRCに申立てしても結局、仲間意識でまた、問題なしになるのが「おち」だろう。
ムーブの制作担当者トップ3人が左遷されたと聞いていたが、体質は変わっていないのだろうか。

私は、この事態を重く受け止めています。
まるで放送の権利の横暴であるし、暴力である。

朝日放送の経営者及び放送倫理委員会に言いたい。
いいのか!! こんな横暴な社員を雇用して取材をする姿勢が罷り通っていいのか!!


管轄する総務省にも放送業界に有るまじき行為である事を提言するし、世論にも訴えていきたい。

補足であるが
反対期成同盟の役員とアークエンジェルズとが、27日午後8時から2時間半に渡り、第5回目の集会が行われた。

その場でも、はっきりと「犬の持ち込みに対して、事前に確かに了解をしてもらい、手順を踏んで実行した」
この事を、明確に大森代表さんを目の前にして説明をさせて頂いた事と、改めて、地元住民を無視して犬の搬入を行ったわけではない事をご報告します。その会合で他の役員さんは一様に犬の搬入に関してはこれ以上の異論は出なかった事も付け加えておきます。

28日のNHK,毎日放送、読売テレビの夕方のニュース番組にて、私が「強引に犬を搬入した」との大森代表のコメントがあり驚いてすぐさま抗議の電話を入れて、マスコミに対して私への謝罪と訂正のコメントを出すように抗議の申し入れをしました。

あのニュースを見る限り、私が嘘を言って強引に合意もないのに犬を入れた。と見えるからだ。
大森さんとのやり取りした会話の証拠もあるので、地元代表との合意無しでは犬の搬入はしていない。
機動隊出動騒ぎのバリケード事件以来、2ヶ月もの間、犬の搬入を我慢し、話し合いを継続して来たのだし、それを反故にしてまで強引に事を運ぶような理不尽な行動をとるわけがない。また、それを今更する理由もない。
相手側の了承を得たから実行をしたまでだ。
5回目の話し合いでも今後は合意文書を作成し、内容を吟味しお互いの合意の上で調印をしようという事になっていた矢先の出来事であった。

私としては、納得のいかない内容のコメントであり、また反対期成同盟のリニューアルブログの内容にしても理解しがたいモノであることも言い伝えたのだ。大森代表は、ブログの内容はご存じなく、見てもいない。役員の誰かが勝手にやった事。とのこと。
代表者である貴方の名前が出ているが?との問いには、勝手に名前を掲載されているとの事だった。知らなかった。では済まされんだろう。
この反対期成同盟とは、一体 何なのだろうか??

しかし、物事には紆余曲折はあるものだが・・・・・・、一応、ワンたちは元気であり、走り回っている。
それだけが唯一の救い。
私は、まだまだ、頑張らなくてはいけない。と、改めて感じた。

こんなことがあっても、それでも、犬は救っていく。

12月9日は開所式と譲渡会を開催します。
多くのご支援者の参加をお待ちしております。

シェルターに来たら、私に声を掛けてくださいね。
その「声掛け」が私を唯一、元気にする栄養剤です。








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吉報!!



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しばらく報告をしておりませんでしたが、滋賀のシェルターは、順調良く進んでおります。
建設工事の進捗状況は、土間のコンクリートが雨の為、延期しております。この辺は、「高島しぐれ」と言って晴れているのに時折、雨でしぐれるそうです。

地元との話し合いも水面下で数回、交渉を重ねており、反対期成同盟の代表とも何度も話し合いをしました。反AAの外野連中が出て来れない分、平和的に解決が出来たのです。
概ね、合意しており保護犬の搬入も問題ないからいつでも搬入は構わないと、答えてもらっております。進出に理解を示してもらったと解釈しております。
連休明けには、反対派の代表等と最後の話し合いを雑談形式でざっくばらんに話したいと申し出を受けております。
ご支援者の皆様には、大変、ご心配をお掛けしておりましたが、すべて順調に事が運んでおります事をご報告申し上げます。

さぁ、12月9日(日)(予定)には施設の開所式と譲渡会&バザーを計画しております。
地元との和解も出来て、地元農家の農産物の即売会も同時開催したいと思っております。

「雨降って地固まる。」と申します。
過去のしがらみは捨てて、受け入れてくれたのですから、今後は私達も地元に貢献していきます。
開所式には多くのご支援者のご来場をお待ちしております。
不幸だったワンちゃん、今は笑顔のワンちゃんに、会いに来て下さい。

南は九州から東は東京からボランティアリレーにて保護犬たちが搬送されています。今夜、大阪本部に到着しています。
警察署で処分をされる運命だった子も救われます。収容期限が過ぎていましたが、警察の温情で保健所に送らずにシェルターオープンまで引き伸ばしてくれていました。
各地にいるスタッフも予定を立てて、12月の譲渡会に向けて準備を進めてくれています。
今回の譲渡会は、特別です。保護されたワンたちが安心して暮らせる施設の誕生です。

皆が待ちに待ったシェルターの完成なのです。全国の善意の方々の夢と希望を託した施設の完成です。
遠方からも駆けつけると言ってくれています。
多くの賛同者の参加をお迎えいたします。
そして滋賀に来られたら、地元の農産物も一緒に買ってあげてくださいね。
誤解が解けて「動物に優しい高島市」になってくれると期待をしております。
よろしくお願い致します。

わが国の動物愛護活動のお手本となるシェルターの開設です。
他地域でも同様のシェルターが追随してくれる事を願っております。
奔走してくれた高島市役所の職員さんにも感謝致します。

いくら揉めてもトラブッても、誠意を持って話しあっていけば、必ずや道は開かれる。
そう、感じています。
ここまで来るには色々、有りましたが今はもう、何も言いますまい。
言わぬが花。すべてがワンのため。








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今、命の重みを考えよう



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滋賀シェルターで開所に向けて、地元交渉と施設作業に専念している間にも、全国で悲惨な環境下に居るワンたちの悲鳴が聞こえてきています。
200頭の犬たちのレスキュー依頼です。
現在、極秘で調査を開始して2週間が経っています。
状態は病気に罹り、痩せているそうです。
一日も早くレスキューしてあげたいものです。
地元では協力者たちが証拠集めに奮戦してくれています。

私たち団体の今までのレスキュー活動の実績をみて、ここしかないと地元から連絡をしてくれたのでした。
私は、言いました。
全国の悪質な業者は、犬たちの事なんて少しも考えていない。
お金儲けの事しか頭にないのだ。
犬が病気に罹ろうが死のうが、問題ではない。
子犬さえ産まれればいいのだ。
現場を見たあなた達が証人であり、その不幸なワンたちを助けれるのは、あなたの努力と、今しかない。
明日は死んでいるかもしれません。

こんな悪質な業者がいる限り、ワンたちの幸せは、無い!!
今は、警察も保健所も協力はしてくれます。
動物虐待は「罪」です。
どんどん、告発をしてください。
警察や保健所が協力を拒むことがあったなら、私たち団体に通報をしてください。
あなた達と一緒になって抗議します。
正しい事をしているのですから、臆する事はありません。
正義感をもって行動しましょう。
そうすれば、死ななくてもいい命が救えるのです。

罪の無い彼らを救いましょう。
その為には、私は何処にでも行きます。
どんな努力も惜しみません。
どんな妨害にも屈することはありません。

環境省の指針を受けて、平成20年から10年間で、全国の自治体は動物の殺処分ゼロを目指して改革中です。
今こそ、全国の国民の皆さんが立ち上がり、命を大切に考える時期です。

積極的に行動しましょう。
動物愛護先進国になって、「命の重み」を子供たちに教えましょう。








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地元住民、シェルター視察



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11月10日午前8時に滋賀シェルターへ、地元代表さんたち20名ほどが視察に来られました。
市役所の職員さんも数名、来られていました。マスコミも数社、来ていました。偏見放送をする朝日放送「ムーブ」以外は施設内を見て周り取材をしていました。

笑顔で来られて、施設内を案内しました。
見る人、それぞれで、以前は怪訝そうな表情だった人が笑顔で会話してくれたり、相変わらずの猜疑心を持った人もいたりと、様々な感じでした。
一番の関心事は、消毒液などの地下浸透の排水問題でした。
地下浸透する部分は、コンクリートの床から流れる清掃したときの排水です。
側溝からクリーン枡に流れ、クリーン枡には被毛を除去するメッシュのヘアトラップ(網製のかご)があります。
そこから、コンクリート枡に入り、直径100mmの汚水管を経て、最終の浸透枡に流れるのです。
この浸透枡は、1メートル四方のコンクリート製で、配管の端末は、クリーン枡のヘアトラップを潜り抜けた被毛を再度、除去するための布製の袋を取り付けています。
これで犬の被毛を100%除去します。
浸透枡の構造は、浄化槽と同じで、大きな石から砂利、砂と目が細かくなっており、不純物を濾過していきます。
濾過された排水は、地中内にて有機分解されて無害となり地下へと浸透される仕組みです。
この排水のやり方は、17年前にこのシェルター(以前は犬の訓練所)が使用していた既存の設備なのです。

この構造を説明し、消毒液についても以前と同様の説明を致しました。
バイエル社の説明書をコピーしてお渡ししました。

一部、抜粋してご説明をします。
Virkon S(ビルコンS)は、刺激性がなく、経口毒性も非常に低く、畜産現場でイン飲水系にも安全に添加することができます。ビルコンSは、生分解性もよく、貯蔵中あるいは環境で有害な残留物が発生しません。これらのすべてのことからビルコンSは上述したような理想的な要求を満たす消毒剤です。安全で効力があるとは言え、消毒剤は理論でしかありません。消毒剤から最大の恩恵を得るには正しく適用、使用しなければなりません。適正な希釈倍率などの使用手順をよく守って消毒剤を使用することは完全な疾病予防計画の一部を構成するものであることを十分に認識することが必要となります。
1.環境への影響:希釈液に通常存在するビルコンSの成分のすべては、分解したり、あるいは生分解されるので有害ではありません。加硫酸カリの複合塩は、有害でない反応生成物に分解します。水中においてビルコンSは分解するので下水処理工程で問題は発生しません。出展:Anglian Water,August1994
2.BOD:Anglian Water誌で実施された5日間のBOD試験でビルコンSの1%溶液はBOD試験で影響を及ぼさないレベルまで希釈されました。このことよりビルコンSは試験条件下で分解し、下水処理場の機能に影響を及ぼさないと結論づけられました。
3.生分解性:ビルコンSは、主として無害な反応生成物に分解する無機塩で構成されています。界面活性剤は、EEC指令82/243に準拠したOECD試験条件下で90%以上生分解する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩です。

以上の説明は、G J A Woodger,B Vet,Med.,MRCVS(Antec社技術部長)より


私としては、地元住民の一番の関心度が消毒液の排水なので、改めて上記の資料を再度、提出し理解を得るようにしたのです。動物の糞はビニール袋にて除去し、排尿については、上記のビルコン希釈液にてスプレーし消毒します。
犬舎内の床はオシッコシートを敷いていますし、ほとんどの排尿はシートにて除去します。漏れた尿のみが清掃により排水に流れます。また、トリミングの際には、犬用シャンプーを使用し犬の体を洗いますが、通常、家庭で使用する人間用シャンプーより刺激性がないものです。
これらを順を追って説明をしました。

視察の際に来られた地元代表と高島市役所には、下記の「申し入れ書」を提出いたしました。

申し入れ書

11月6日午後7時より、第4回目の動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」と地元代表との話し合いが集会場にて行われました。
その際に、地元側より提出された質問書に対して、アーク・エンジェルズ側よりの回答書が市役所を通じて地元側に渡されています。
その回答書が朝日放送「ムーブ」という番組内にて公開して、放送されていました。
当団体よりの資料等が関係人から第三者に漏洩した事に驚きを隠せません。
地元との会談中も最初と最後の撮影は認めるが、その過程はご遠慮頂くと、協定をしておりました。マスコミの傍聴は認めておりましたが、会議中の録音は認めておりません。また、回答書等を公開する事も認めておりません。
お互いが信義の元に対話を進めて参りましたが、こういう事情が発生するようでは、信頼関係が維持出来ないと考えます。

先般、個人情報保護法により非公開にての審議をお願いしておりました。
今後に置かれましては、このような漏洩問題が起こらないように、強く抗議を申し入れ致します。

平成19年11月8日

高島市役所 海東 市長  殿
反対既成同盟 会長 大森 六己  殿
酒波地区 落合区長  殿
伊井地区 青谷区長  殿

動物愛護団体
アーク・エンジェルズ
代表  林 俊彦

この問題に、反対既成同盟の大森会長は漏洩事実を知らなかった。区長さんはテレビを見て知った。確認している。役員の誰かが漏洩した。との認識を持たれていた。大森会長以下、各地域の区長さんは謝罪し、今後、このような事は無いように注意します。との回答を頂きました。

対話ももちろん、重要な事ではあります。犬たちの命ももっと重要な問題であります。
こうしている間にも多くの命が消えています。

住民が不安に思っている事について十分に資料等を提出して理解を求める為に努力はしています。後は地元住民さんらがどのように判断されるのかを待ちます。
一日も早く、住民の理解を得てシェルターの稼動を始めたいと思っております。








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残念ながら、しかし進展



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11月6日午後7時から第4回目の地元説明会が開かれました。
今回は、事前に質問書に対する回答書に消毒液のメーカーより安全データーシート等を添えて提出しました。
それ以外にも38頁に亘る書類を添付しました。
(目録明細、回答書、団体概要書、シェルター建設計画書、滋賀シェルター平面図、建設計画、運営計画概算見積書、団体役員名簿、勘定科目残高一覧表、団体定款、疥癬症データー、診断書及び犬種明細、抗菌洗浄剤及び商品案内、バイエルメディカル社の製品安全データーシート 計38頁)

今回は、疥癬症について提携動物病院の院長にも参加して頂き、病気の説明と完治に関する経過等を説明して頂きました。
しかしながら、地元代表らからの質問は、真もって非礼極まりない内容であり、度し難いものでした。
まず、獣医師の説明が始まり、それに対しての質問がありましたが、診断書の「真意」や「臨床」の言葉の説明など、診断した獣医の「判断」の言葉の内容などが質問内容であり、本来の意味が理解できていないのか、質問する言葉が無いのか、と、疑いたくなるような内容でした。
消毒液については、世界に通用している「バイエルメディカル社」の安全データーシートすらも信頼できないような質問でした。
地下浸透に対して、消毒液が流されることによって汚染すると言うのです。
多くの病院が使用し、一般家庭でも使用している消毒液「ヒビテン、ビルコン、エタノール、ミルトン」など。そして「ミルトン」も消毒液として使用していますが、これ等は赤ちゃんの哺乳瓶を消毒していますし、お母さんの乳首の消毒にも使用しているものです。これらも問題があるとの指摘などで、私としてはメーカーの安全データーシートを提出しているので、問題は無いと考えますが、地元側は、日々、これらを使用していたら汚染に繋がると言われています。
そして消毒液の排水は「医療廃棄物」でもあるとも言われました。
当方は、問題があるのなら、その証拠を科学的根拠をもってして説明を求めてほしいと返答いたしました。


この話し合いの1ヶ月間、大阪本部ではボランティアさんに事の経過を説明をし、保護犬のお世話に奔走して頂いておりました。1ヶ月を過ぎ、先の見えない状況の中、他の保護犬も収容出来ず、処分をされた犬たちもいます。
また、警察署では処分期限が過ぎた子も、ルールを越えて保護を継続してくれている所もあります。

地元の方の中には、心優しい方も居られますが、質問している代表の数人は、手前勝手な自分さえ良ければ、犬はどうなっても知らん。といった対応にはうんざりで閉口しています。
「渡る世間に鬼はなし」といったドラマで嫁姑の対立があって、「いじめ、いびり」がありましたが、それらに属する内容の質問ではないか。と感じましたね。

それでも「おしん」のように耐えて耐えて、いかなければならないのか、自問自答しています。
それにしては犠牲があまりにも大きく、亡くなっていく命をこれ以上、出さないようにしたいと思います。

話し合いは、以上のような質問のやり取りに終始し、時間を費やし、他の質問も的を得ていない内容ではあったが、私としては最大限に誠意を持って対応をしてまいりました。
あまりにも稚拙な内容であり、これ以上の話し合いは無意味であると判断をし、本日、地元側には最後通告をしたいと考えます。

ご支援者の皆様には、不本意な結果になってしまいましたが、多くのワンたちが待つ現状では、これ以上の負担は避けなければならないと結論して、話し合いを終結したいと思います。
しかし地元側には、シェルターにワンたちを移動してからも、今後の我々の活動を見守って頂き、正しい行いを応援してほしいと考えます。

以上の内容を作成して「ずばり一言」にアップしようとした矢先に、地元代表らがシェルターに来られて、話し合いの継続を求めにきました。昨日の話し合いのまずさを謝罪されていました。私も昨日のような話し合いであれば今後は話し合いをするつもりは無い。と言い、決裂しかけましたが、一連の説明をし、双方が理解をして話し合いを継続する事となりました。
次回、10日の土曜日に地元民らがシェルター視察に来られる事となりました。
紆余曲折はありましたが、お互いに理解し合うには時間が必要と、信頼関係が必要である事。
これらを今夜、地元代表ら4人と話し合いました。話し合いが終わるまで、保護犬の搬入はしません。昨日、決裂しかけた時には是が非でも搬入しようと思っていましたが、双方がギリギリのところで大人の会話となり、私自身も精神的にキレてしまいましたが、正直、衝突が回避できて安心しました。ご心配をされている方々のために、敢えて決裂寸前の事情を此処に記したのです。こんな私の性格で、ハラハラさせてごめんなさい。

そして現在、訴訟中の事件について、裁判記録も見てもらい、寄付金返還訴訟の原告の訴訟内容を見せました。
内容は、「募金箱に入れた金員の返還」や「物資を犬のために送った物の返還請求。」
そして「缶コーヒーを参加したボランティアさんに渡した」ので、それの請求など・・・。
「ボランティア参加して炊き出しをしたので、その材料費と労力を換算した労働対価の請求」など。
普通、犬たちを助けるためにボランティア参加していたのに、レスキューが終わってから「原告の会」に参加しての請求訴訟でした。
この事実などは、私としては考えられない物事の請求でした。
訴訟を起こされたら受けなければ認めた事になるから、訴訟を受けて立ったのです。

ボランティアというものは、個人が自己責任による自発的行為であって強制力の無いものです。
募金の性格上、遠方にいる人は直接的にボランティア参加出来ない為、募金という形で参加されている人も多く居ました。
その方たちの意思を受けて、私たちは現場で苦しむ犬たちをレスキューしたのです。
結果、多くの犬たちは救われました。
皆さんの善意が救ったのですが、こうして寄付金返還訴訟を受けたのは、私の不徳の致すところではありますが、訴訟を起こされた方の中には、噂や中傷に惑わされた方も居て、3名は後日、事の事情を知り、訴訟を取り下げられました。

また、もう1件の訴訟、豊中の犬返還訴訟ですが、11月12日に結審します。
訴訟ですから、裁判が終わるまでは結果は判りませんが、大方は原告である私の申し立てが理解して頂けると信じております。14頭のワンたちの行方は相手側の人しか判りませんが、敢えて此処にお知らせしたいと思います。
豊中から譲渡されて里親様の元に行った子達が、現在、幸せに暮らしているのなら、取り上げることはしないつもりです。その為にも、当団体に所在を知らせて頂き、改めて面談をし正規の手続きを経てから正式譲渡を求めてほしいものです。
そうしなければ、私は最後まで犬たちの所在を追及し、犬の返還を求めていきます。
損害賠償請求はあくまで被告人に対してのものであって、里親さんになられた方へのものではないと言うことですから。
被告人には犬を預けたものであり、譲渡はしておりませんので誤解の無いようにして頂きたいのです。
勇気を出して、当団体にご連絡をしてください。話し合いには応じる考えでおります。

私が一番、望んでいることは、「犬の幸せ」のみです。
訴訟の対象犬の「ツバサ」が当事務所から盗まれました。
現在、所轄警察署に盗難届けと被害届を出しており、警察にて捜索中です。
心当たりのある方は、当団体もしくは最寄の警察署に通報してください。
インターネットでも噂が横行しておりますが、今なら間に合います。
事情を知っている方、お知らせください。「ツバサ」が戻れば、被害届は取り下げをします。








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