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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

譲渡会の御礼



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多くの来場者の皆様に御礼と感謝を申し上げます。
有難うございました。

10月25日の里親譲渡会、巣立った子たちの同窓会、そしてチャリティバザーが盛況の内に行われました。
天候が不安定で心配していましたが、当日は雨も降らずに良い天気に恵まれ、多くの来場者で賑わいました。
当日のスタッフさんは総勢25名、来場者102名、同窓会19組。
久しぶりの里帰りワンたちは、見違えるように立派な愛くるしいワンに変貌していました。
どの子もみんな、可愛く素敵な様相でしたね。
この事が一番、嬉しく、思わず熱いものが込み上げてきました。
不幸だった子たちを、幸せにして頂き、有難うございます。


シェルター施設内には「パネル展示」と「バザー会場」が隣接しており、大盛況。
「パネル展示」では、過去のレスキュー当時の写真パネルがぎっしりと貼ってあり、皆様、食い入るように見られていました。
中には涙され、ビフォー&アフターの写真を見比べては涙されていました。
「バザー会場」では、支援者の皆様からお送り頂いた物資を買い求める人で大賑わいでした。

犬舎に向かう通路には、里親さんを迎える小型ワンたちのケージが並び、ドッグランには大型犬たちが”良縁”を待っています。
車輌担当スタッフさんは、来場者の車が駐車しているエリアは、車が入りきれずに近くの駐車場と道路に移動したりと大変でした。
事前にスタッフたちの車は別の場所へと移動していましたが、それでも全ての車は入りきれなかったのでした。
ご近所の箱館山スキー場の大駐車場を借りようと交渉をしてみましたが、あっさりと断られました。
理由は言わなかったが、どこぞのブログで「地元民が反対しているとの事で支配人が断った」と、そう書いていましたね。
そして「断った支配人さんに拍手」だそうです。こちらが困る事、に拍手ですか・・・。まこと、困った人たちです。

犬担当スタッフさんは、見に来られた里親希望者さんへ、譲渡条件やワンとの相性、性格などを事細かく、説明していました。
同窓会参加者さんは、一般解放しているドッグランにてワンを自由に放して頂き、くつろいでもらっています。
終始、和やかにイベントは進んでいました。
私と統括さんは、担当を外して頂き、終始、ホスト役に廻っていました。

一方、反対住民による抗議運動のデモ行進が行われました。
デモのシュプレヒコールは、「我々はエンジェルズを認めな~い」「環境を破壊するな~」「水を汚すな~」でした。

私たちは、環境を破壊するわけでもなく、認めてもらいたいわけでもない。
また、水質を汚染することもない。
人間が身勝手で捨てたり虐待された犬や、殺処分される運命にある犬たちを、救っているだけ。
そして、普通の健康体に戻して一般の家庭で幸せに暮らせるようにしているだけ。

この活動のどこがいけないのか。
また、何が環境を破壊しているというのか。
すでにこの施設を開設して2年が経過しています。
この2年間の間に、どれだけ周りの環境を悪化させたと言うのでしょうか?

何も変っていないし、被害の事実もありません。行政が行った数回の水質検査も異常なしでした。
犬の苦情も、一件も出ていない。
何の根拠で反対されているのでしょう。
一部のマスコミに踊らされて騒いだだけ? 今更、振り上げた拳を下ろせないだけ?
もうそのワイドショー番組は消滅しています。根拠の無い視聴率稼ぎに利用されただけです。
その証拠に今回、取材やマスコミは一社も来ていません。話題にもならないのです。
それに気づいていない振り上げた拳は、どうでしょう。?疲れたら下ろせますよ。
無意味な運動なのです。

ただ、変った事は、反対運動のために、里親さんが少なくなって、ワンたちの「幸せ切符」が奪われた事。
支援者だったフードメーカーや企業が、心無い者のクレームにより支援撤退を余儀なくされてストップされた事。

反対する明確な抗議事実もなく、ただただ、噂や事実無根の伝聞のみ・・・・。
反対運動のデモ行進も私たちの譲渡会に併せて行うだけで、通常は何一つ抗議行動は行われていない。
数箇所に反対看板が設置されているのみ。付近の景観が悪いだけ。
参加しているのも地元民だけではなく、他所からの応援も有り、と聞く。
他所からの人手の応援をもらい、頭数だけ増やす。そこまでする必要性があるのか?

高島市の人口、世帯数(高島市HPより抜粋)(平成21年10月1日作成)
高島市全体 世帯数(19,598)男(26,449)女(27,880)計(54,329)
今津町    世帯数(5,013)男(6,489)女(6,626)計(13,115)

反対している下流域の伊井地区にはどれだけの人口なのかは判らないが、200名が参加されたと聞くが・・・・・。
高島市全体では男女併せて54,329人。今津町全体では13,115人。
その内の200名なら、ほんの一握りの少数反対派か。
高島市全体比率(0.36%)。今津町全体(1.52%) 但し、全てが市民か町民であればだが・・・。

いつまで続けるのか、反対期成同盟さん。
施設に来られた他府県の方々は、口々に言う・・・。
「いつまでこのような反対運動をするのか?」「犬を助けている活動が理解できないのか?」「世間知らずな村人やね」などなど・・・。
明確な反対根拠がない抗議は、空しいし、更に虚しい。

マハトマ・ガンジーの残した言葉
「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」
"The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way
its animals are treated."

この言葉の”国”を”反対地区”に、置き換えてみたいものだ。

いったい、私たちが、何をしたと言うのか。
今も、将来も、未来永劫、犬たちを救う方針は、揺るぎなく、変る事は、ない。!!


映画のご案内をいたします。是非、ご鑑賞頂ければ、幸いです。
10/10(土)ロードショー
Dogs,Cats & Humans
「犬と猫と人間と」
飯田基晴 監督作品
www.inunekoningen.com

「人間にもっとも身近な動物である犬と猫が
平和に安全に暮らせる社会は、きっと人にも優しいはず。
だから、自分の周りから変えてゆこう。
そのためのヒントを探してみよう。
この映画を見たあと、
そんなふうに考える人が増えてくれたら嬉しいです。」
         渡辺眞子さん(作家/「捨て犬を救う街」)


動物虐待監視委員会入会申込書

レスキュー基金




犬と猫と人間と



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今の時代、金になるからと人間の身勝手で繁殖させられたり、不用になったからと捨てられたりしている現実があります。
テレビなどのコマーシャルに出ていた可愛い犬が欲しい、と簡単にペットショップに買い求める人もいます。
家族同然に飼っていながら、飽きたから要らない、と保健所に持ち込むバカモノもいます。
家の事情で飼えなくなったから処分したい、と相談も持ち込まれています。
家の事情?
誰にでも事情の一つや二つはあります。
我が子なら家の事情で捨てたり出来ますか?
人の子も犬の子も家族ではないですか?
何年も一緒に暮らし楽しいときも悲しいときも、共に過してきたはず・・・。

悲しいねぇ・・・。

昨夜、テレビで見たドキュメンタリー。アメリカでの実話でした。
前足の無い不自由な犬が登場した。ラブラドールとチャウチャウのMIX犬だった。
長男が友人からもらってきたその犬は、生まれつき前足が無く、獣医に診せても安楽死しかない。との診断だったが、その家族たちは障害犬を育てる事を決意した。
お母さん、長男1人、娘2人の4人家族。ご主人と離婚したその家族の絆は、バラバラでしたが、その仔犬を飼う事によって大切な家族の絆が結束し、障害犬を立派な犬に育てあげたストーリーでした。

当の本人、仔犬の事ですが、自分が他の犬と違うとか不幸なんだ、とも思わず、一生懸命に後足だけで歩行する訓練をしていた。
家族の懸命な努力の甲斐があって、その子は後足だけで立派に歩き、散歩もするようになった。
それを見た多くの人たち、特にご自身が障害を持った人や生きる気力を失っていた人たちが、犬に励まされて生きる気力を持つようになった。
素晴らしい出来事でした。
懸命に後足だけで歩く姿・・・。
思わず、テレビの前で拍手をし、眼は涙でうるうるでした。

この子は、自分が障害を持っているからとか他の犬とは違うとか、劣等感など持ち合わせてはいなかった。
優しい家族に見守られて育てられている事こそが、生きる支えだったのでしょう。

そうなんです。
犬は、優しい心を持った家族と一緒に暮らすことが一番の幸せなのです。
おいしいものをくれたりおやつを貰うことではなく、ご主人と一緒に、その傍に居ることが、幸せなのです。

家族同然の飼犬を、どのような事情があろうとも、捨てる人間の気持ちが理解できない。


まして犬を商売道具に見立てて繁殖させ、仔犬を販売し、産めなくなったり年老いたりすると不用犬として処分する。
これが出来る繁殖業者も、また、理解不可能です。

私たちは、世の中にいる不幸な環境下で飼育管理されている犬たちや、行政にて殺処分される運命の子たちを救う活動を、継続して行っています。1頭でも多く救うためです。
また、全国の行政に捕獲収容されて、収容期限がくれば殺処分される犬猫たちが、あとを絶たず毎年、38万頭はいる、といわれています。
国は、行政に対し、人と動物との共生を推進し、命あるものの無益な殺生を避け、生きる機会を与える推進策を指導しました。
これにより全国の自治体では、捕獲収容した犬猫の譲渡を進んで実行しようとしています。
県内だけではなく他府県の希望者にも譲渡を認めるようになりました。
仔犬や子猫だけではなく譲渡可能な成犬、成猫も譲渡をするようになっています。

これからペットを飼いたい方はペットショップではなく、お近くにある動物管理センターへ行ってみてください。
ペットショップの店頭に並ぶような犬たちが、いっぱいいます。
そこから譲渡を受ければ、殺される運命の犬猫が救われます。

動物に対する考えは確実に社会でも、変化してきています。
私たちのような動物愛護団体の受け入れも、認める行政は多くなってきました。
国民みんなで力を併せて取り組む姿勢が顕著に表れだしてきたのです。

しかし、シェルター施設のある当地の村では、2年経っても未だに反対運動が継続されています。
一部の過激な村人が集まり、反対をしています。
環境を壊すな。などと書かれた看板が数箇所に立っています。
保護犬を飼養管理することが環境破壊に繋がるのでしょうか?
犬のおしっこが琵琶湖の水や水路の水を汚す、と言われています。
では、周りの山々に生息する野生動物のお猿や猪、鹿の糞尿はどうなるのか?
誰かが始末しているのでしょうか。
誰も始末など、していません。清掃すらしていないのです。
以前、地元説明会にて、この事を問うてみましたが、答えは意外にも、「野生のモンは、いいんじゃ!」の、一言でした。
数万頭という野生動物の糞尿は琵琶湖を汚染しないのでしょうか。
答えはお分りですよね。

野生の動物は病気になっても感染症に羅漢しても、誰も手を差し伸べたりしません。
野生だから当然かもしれない。
しかし、シェルターに居る子たちは、すべて健康チェックをし異常があれば獣医に診て頂きます。
ちゃんと飼育管理が出来ているのです。フィラリア予防も毎月、蚤駆除も適時、行っています。
シャンプーや爪切り、耳掃除などのケアも常時、行っています。

シェルターは高さ2mのフェンスで囲い、犬たちは一歩も施設から出していません。
糞は拾い、処分しています。尿は水で洗い流し、犬舎の床は消毒液で消毒し毎日、洗っています。
とても衛生的な環境です。150頭以上いた時期でも糞尿の臭いや動物臭はしませんでした。

痩せ衰えた体も皮膚病だった体も、治療の成果が出て、被毛も生え揃い、本来の健康体に戻っています。
みんな、元気に施設内のドッグランを走り回っています。

私たち人間と同じ命を持つ動物を救い、痛んだ体を健康体に快復させて、第二の犬生を幸せに暮らさせようとする活動。
これがいけない事でしょうか?


今月、10月25日(日)午前10時~午後4時まで、滋賀シェルターにて里親譲渡会が開催されます。
以前より頭数も減って80頭ほどですが、是非とも見に来て頂き、家庭に入るチャンスを与えて下さるようにお願い致します。
ワンたちは、いつもより、めかし込んで、笑顔一杯で、お迎えいたします。

併せて、団体より巣立った子たちの第2回同窓会も行われます。ワンたちの里帰りです。

幸せに暮らしている笑顔を見せに来て頂けます。
お父さん役の私、代表も、心より楽しみにしています。

チャリティバザーも開催します。
全国のご支援者の皆様より、ご提供頂いたバザー用品です。
売上は全て、ワンたちに使われます。ご協力をお願い致します。
掘り出し物も、一杯ありますよ。

スタッフ一同、心より、ご参加をお待ちしております。


当日、私たちの活動を反対する住民のデモと集会が、またまた行われるそうです。
譲渡会の開催日時に併せての反対集会とデモ行進です。
どこまで、意地悪なことなんでしょうか?

当日は全国各地から御出で下さいます。
老若男女、支援者様や里親希望者様、色々な方々がお見えになることでしょう。

噂で聞いた滋賀県高島市がどのような所なのか?
今津町はどんな所なのか?
地域に住む人はどんな人がいるのか?
注目されます。

デモや集会を行うのはご自由ですが、あまりの行動は差し控えられた方が賢明でしょうね。

動物愛護活動に異を唱えられても、社会のニーズに逆行するだけで、賛同する人々は、眼を背ける事に違いありません。
お国自慢どころか、地域の恥曝しをされないように、祈るばかりです。

シェルターがある場所は、今津町酒波地区ですが、此処での反対はありません。
問題行動を起こしているのは下流域の地区の反対期成同盟さんで、過激派さんたちです。

2年前に前高島市長が公道に座り込みをしバリケードを張り、警察が要請した機動隊をも阻止し、シェルターに入れないようにした連中です。
シェルター施設の建設中にも、警察官の検問よろしく、免許証の提示を求めたり氏素性を名乗らない者には公道を通行させない暴挙を行った者たちです。
田舎の人たちって、何でもありか?と、当時は、ほんとうに無法地帯に来たイメージがありましたね。

たぶん、これで3度目のデモ行進だと思いますが、毎回、人数も減ってきて、今回、何人が参加されるのでしょうかね。
毎回、参加者には地元産こしひかりのおにぎりが振舞われるそうです。今から見モノです。

これも、当団体の名物行事?と思って、無視してやり過ごしましょう。


映画のご案内をいたします。是非、ご鑑賞頂ければ、幸いです。
10/10(土)ロードショー
Dogs,Cats & Humans
「犬と猫と人間と」
飯田基晴 監督作品
www.inunekoningen.com

「人間にもっとも身近な動物である犬と猫が
平和に安全に暮らせる社会は、きっと人にも優しいはず。
だから、自分の周りから変えてゆこう。
そのためのヒントを探してみよう。
この映画を見たあと、
そんなふうに考える人が増えてくれたら嬉しいです。」
         渡辺眞子さん(作家/「捨て犬を救う街」)


動物虐待監視委員会入会申込書

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