動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

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ボランティア基金返還等請求事件(原告 鎌田まりみ外35名)について
2月5日 午後1時15分 大阪地方裁判所において、判決があり、原告の請求をすべて棄却する。という勝訴判決が言い渡されました。

保護犬救済活動に対して一定の評価が出た事は謙虚に受け止めて今後の活動の糧にしたいと思います。
レスキュー活動の前に立ちはだかる様々な妨害には、支援してくださる方々や企業様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしました。

裁判が提訴されてからというものは、
現実的には、原告の会代表が支援企業に対して疑惑団体には支援を中止するように要請するなどして、支援企業様よりのフード支援をストップされたりして保護犬の飼料提供を断たれました。
支援者様よりの基金のご支援も確実に減り、活動自体に支障が出、大型レスキュー活動が実行できなくなるなどの弊害も起きました。
救える命が目の前にあるのに救えない事態になり多くの命が消えていきました。
何故に命を救う活動を妨害するのか、人の心を疑う行為です。

救済活動には人からの支援協力が不可欠ですが、悪い噂が広まると疑心暗鬼で見られて非協力的になるのは当然です。
いくらまともに正直に活動を行っていても、いったん疑惑の目で見られると悪影響が出るのは防ぎようもなく支障が起きます。
ネット上では面白おかしく囃したてます。
それらを見た人は事実を知らなくても疑心暗鬼に陥り不安になることでしょう。

事の原因は、
ごく一部の心ない人間が自己中心的な考えの中、恣意的に誹謗中傷の噂を伝聞し広め、ネット掲示板などで騒ぎ始めた。
それにマスコミが追随する結果、某テレビ局ではこれらの噂を実しやかに取り上げ、疑惑報道として放送した経緯もあった。
最近のマスコミはネット社会の掲示板のソースをも参考にするほどにもなっている。
良くも悪くもメディアの力は強く怖いものだ。
朝青龍もある意味、力士には勝ててもマスコミには勝てない結果となった、とみている方もおられるだろう。

シェルターがある滋賀県高島市では、地域住民の不安を煽り反対運動を盛り上げる結果にまでヒートアップさせたのもマスコミ報道。
疑惑はあくまで疑惑であり、真実ではなく憶測の域。
報道を見た人々は、憶測が噂を連鎖し拡大していく構図が出来上がり、愛護活動に歯止めが掛かってきたのでした。

ひろしまDP事件以来、この3年間というものは疑惑の団体というレッテルを貼られて、すべてに耐えての活動となってきた。
その他の悲惨なレスキュー現場で犬の救済活動を行っても、誹謗中傷が起きたものでした。

このたびの勝訴判決について、判決日前後にはマスコミから取材申し込みが多くありましたが、代理人に任しておりますし、判決文が届いていない時期でもありましたので、コメントは控えてきました。
当日の午後、弁護士よりも早くにマスコミから勝訴判決を知らせて頂き、マスコミの電話取材に応じたのでした。
「今回の裁判結果は、厳粛に受け止めております。今後も助けを求めている動物たちを救うために活動します。原告の会の裁判により支援物資、支援金が大幅に減り大型レスキュー活動が困難になり救える命も救えない弊害が起きました。当初の目的である保健所で捕獲収容されている時間の無い動物たちを救う活動に力を入れます。今後とも皆様のご支援、ご協力をお願いします。」
と、答えました。
敗訴した原告の会は記者会見を開いたらしく、控訴を検討中らしいですが、この紛争はまだ続く可能性もあるらしい。
が、私としては一応の決着が着いたと理解をしております。

3件の裁判があり、2件の勝訴判決を受け、1件は控訴中ですが、ほぼすべてが終結に向かっています。
今日まで長い道のりと苦労がありましたが、やっと終わり、今後の反省も含めて信頼回復に努め、保護犬救済活動に精進していこうと思います。

本当に長い間、ご心配をお掛けいたしました事、お詫び申し上げます。

今年は活動にサプライズもあり、大いに期待して頂いても結構かと思います。
見ていてくださいね。



Animal rescue team ANGELS
deputation
Toshihiko Hayashi

動物愛護団体 エンジェルズ
代表  林 俊彦



統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/


動物虐待監視委員会入会申込書

レスキュー基金

動物行政の業務分担の弊害



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先日、滋賀県で行われた動物取扱業法に基づき取扱責任者研修会の講習を受講してきました。
会場はブリーダーやペットショップの責任者、トリマーさんら200名が参加しましたが、動物愛護団体関連は私一人だったでしょう。
研修会の内容は、「動愛法」の講義と尼崎ケンネルが摘発された「化製場等に関する法律」、「動物検疫」「ペットフード安全法」のお話しでした。
約半日が費やされて終え、研修会修了証を頂き、解散となります。

この責任者研修は動愛法22条の規定に基づき動物取扱業者の取扱責任者に年1回以上受講させる決まりになっています。
滋賀県動物保護管理センターの職員さんたちがお世話をしてくれています。
滋賀県内の約400以上の登録業者はすべて受講しなければならない規則です。

これは法律によって決められた規則ですから業者はみんな出席してきます。
狂犬病予防法や畜犬登録の義務、なども講義の中には出ており受講者はみんな、聞いております。

狂犬病予防法は年に1回、予防注射を受ける事が定めとしてあり、受けた犬は行政へ登録をしなければなりません。
これに違反すると20万円以下の罰則規定があります。
これも受講した動物取扱業者はみんな、知っています。

知っているし、聞いていますが、業者の中には定められた法律を守っていない人たちがいるのです。
滋賀県内で3回に分けて受講する400業者のうち、どれほどが守っているでしょう。


例えば、100頭以上を飼養管理する繁殖業者は、100頭の内、何頭、予防注射と登録を行っているでしょうか。
1割の10頭、行っていれば良いほうでしょう。後の90頭は行っていない可能性があります。
これをチェックする機関は業者を管轄する動物管理センターではなく施設のある管轄市役所です。
市役所や区役所がその任にあたります。
以前はこの業務を管理センターで行っていた、或いは市で行っていた。今はセンターと市役所とで分担されている。
一括管理している行政も中にはあります。
動物取扱業者の研修は動物管理センターが行い業者登録も許可する。
業者を管理するが、畜犬登録や狂犬病予防法に基づく登録は市が管理している。

さて、その管轄行政は監視や管理をしているのでしょうか?
まったくと言ってもいいほど、していない。未整備です。巡回もしていません。
狂犬病で亡くなった人がいないから?
そうではないでしょう。
この業務を重きに置いていないから手つかずなんです。
ただの怠慢なのです。

飼い主さんが自主的に届出をしに役所へ出向いてくると、受付をして登録し鑑札を発行します。
取扱業者は業者登録をしているのだから調べれば何頭、飼養管理しているかは瞬時に分かる。
その登録業者の届け出が出ているか否かを見れば書類上だけでも十分、分かる事。
そして実際に施設に出向いて行き、実態を調査すれば届出頭数と違いが出て、指導監視が出来ます。
これらをしないのは職務怠慢以外になにものでもない。
各市内にある業者を見回りした形跡すらない。
市役所が狂犬病予防法違反で業者を告発したこともない。(何かの事件が起こった場合は告発をしているが普段はない。)


掛る費用は、狂犬病予防注射2650円、済証550円(毎年)、登録費用と鑑札で3000円です。(終生1回)
この6200円を掛けずに法律を無視しているのです。
100頭を行えば62万円掛りますが、毎年の予防注射は32万円掛ります。
これは法律で定められているが守られていない。

行政は何所も摘発をしないから、と業者は高をくくって怠っているのです。
20万円の罰則規定があるにも拘らず、です。
先日の尼崎ケンネル事件では、350頭ほどいた内、10数頭しか狂犬病予防注射をしていませんでした。

100%、行っているとしたら健全な運営をされている業者でしょう。
当たり前の事ですが。

こんな事、子どもでも分かる事を業者は怠っています。

全国の行政が動いて法律に基づき実践すれば税収に繋がるし、法順守になるし一般飼い主にも指導がし易くなる事でしょう。
頭数の把握もきちんと出来て動愛法の改正にも一役買う事が可能です。

なぜ、行政はこんな簡単な事ができないのでしょう。
行政がしなければ民間の動物愛護団体が動いて告発をしていかなければならないのでしょうか。

今回の責任者研修会には全員の業者が出席したことでしょう、1050円を支払って研修の修了証がほしいからです。
これを怠ると業者の登録が抹消される可能性があるからです。それでは商売ができなくなるからです。
20万円の罰金は怖くないのでしょうか。それとも、そこまではしないだろうと、思っているのですかねぇ。


来年度は動愛法の改正が行われます。
すでに私たちが作成した改正マニフェスト案は政府へ提出いたしました。
何かが変わるかもしれません。

先日、他府県の動物管理センターと1日掛けて保護犬行政について論議をしましたが、
センターは「今始まったばかりですが今後は動物愛護に関して前進していくので協力をしてほしい」と要請されました。
勿論、協力は惜しまず保護犬を救うためにいつでも出動します。と回答をしました。

せめて私たちが居る滋賀県や高島市には動物愛護先進行政に向かって法順守を実践してほしいものです。



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