4日間の命

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我が国は、世界各国に比べて動物に対する考え方が遅れている。
いわゆる動物愛護の後進国だということだ。
イギリスは世界の国々の中では動物に関する保護の法律には100年以上の歴史が有り、
家庭で飼うペットの躾についても進んでいる事は有名な話である。
公園でも犬を散歩させていてもノーリードである。
他の犬が近づいてきてもトラブルを起こす事がない。
問題行動が起きても飼主の呼び込みが出来て、トラブル回避ができるからだ。
犬の訓練が飼い主のスティタスになっている。
かといって、全ての飼い主がそうだとは限らない。
イギリスにある動物保護団体は数多くあり、シェルターには多くの犬猫や他の動物が保護収容されている。
ということは、飼主の遺棄などで保護されたペットが多いという事だ。
では、日本と何が違うのか。
日本との差は、保護された犬猫は殺処分されない。
日本は殺処分し、イギリスは殺さないということだ。
今、環境省は「処分は殺処分に非ず、生きる機会を与えるように」と全国の自治体に指針を表明しています。
しかし、各自治体ではその指針に従い守る方向に動いている。ように見れる。
が、熊本市の例のように実践している行政は皆無である。
熊本市に続け!と、メディアも報道したり国民の反応も良かったのだが、
所詮、お役所仕事。
新しい試みには腰が引けています。
積極的には対応していない。
面倒な仕事よりも従来通りに処分を行っていた方が楽だし、新たな問題も起こらないからだ。
現在、行政の動物管理センターには多くの犬猫が保護収容されています。
その殆どが殺処分されている。
殺処分対象になった犬猫を引き受けたい。と、申し入れしても県外の者には譲渡できない。
或いは団体にも譲渡できない。そのルールが決められていない。
というものだ。
ルールを決めれない障害は、他府県者に譲渡した場合、当該犬猫の追跡調査が県境を超えては越権行為で出来ないというのが最大のハードルらしい。
ずいぶん、馬鹿げた話だ。
そんなこと、隣県と話し合い、協力し合えば済むことなのに。
隣県だって同じ考えだから、望むところだろう。
そんな小さな事でルール決めができないなんて。
どうせ、処分している現実があるのに、譲渡後の追跡調査なんて意味が無い。
命に対する考え方自体、頭の思考能力の違いがあるのだろう、もしくは何か起きた時の保身が問題だから、備えをしておこうという行政らしい保身術だろう。
では、その自治体の地域内で全ての殺処分対象になった動物を再譲渡できるキャパがあるのだろうか。
譲受けて殺される運命にある犬猫を救いたい。そして終生飼養したいと申し入れしても規則だから県外者、或いは動物愛護団体には譲渡ができない。
このような理不尽な考えの元に、処分しても良いのだろうか。
このような考え方では日本の動物愛護の考え方が動物愛護先進国になろうはずもない。
管轄庁の環境省が声高らかに、唱えても、だ。
根本は、人が命あるものに対して、傲慢ではなく真摯に立ち向かい、人と動物とが共生できる世の中にするためには、
もっともっと、正面から立ち向かっていかなけれればならない。
逃げていては改革など行えないのだ。
時代は変わってきています。
むかし、犬畜生と呼ばれていた時代からペット、ペットからコンパニオンアニマルと呼ばれ、今では家族の一員となっています。
この現実を見ないで、未だに淘汰することばかりを行っている行政の及び腰には、開いた口が塞がらない。
熊本市だけじゃないか。殺処分ゼロを目指し改革を断行しているのは!!
他県でも模索はしていると思うが、
目に見えた動物愛護推進案は知らされていない。
役所の担当者は、言うだろう。
少しずつ変えています。と。
少しずつではダメなんだよ。
ズバッと変えなくては、死んでしまう犬猫がいるんだよ。
生きる機会を与えていかないと、殺処分は止まらないんです。
処分施設にいる犬や猫の顔を直視できますか!!
死ぬために産れてきたんじゃないんだ。
たった4日間しか、この世で過せない。
こんな傲慢なやり方は、1日も早く、変えなければいけない。
この記事をお読みになられた方は、地元の行政機関へ連絡をして頂き、
再度、「処分は殺処分に非ず、生きる機会を与えるように」と、
お願いと抗議をしてください。
そして各行政の殺処分数が減少しているのかどうかをご確認してください。
環境省の指針通りに実践しているのかを聞いてください。
来年は動愛法の改正の年です。
平成18年に法改正が行われ、あれから5年が経ちます。
その5年間で、どれだけの成果と努力をしてきたのかを、改めて、問いたい。
地域の県民が追及していかなければ、お役所は動きません。
他府県民が追及してもいいんです。
一国民だからです。
政府環境省の指針に従い、行政が実践しているかを国民は知る権利があります。
遅々として進んでいない自治体があれば、国へ環境省へ、知らせましょう。
統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
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動物虐待監視委員会入会申込書
レスキュー基金
譲渡会のご報告です

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5月30日の譲渡会&同窓会の開催、無事に盛況に催されました。
多くの皆さまにご協力を頂き、感謝申し上げます。
お陰様をもちまして譲渡会&同窓会は盛大に開催されて多くの方々がお越しくださり、旅立った子たちの元気な可愛い様子が拝見出来て嬉しく思いました。
この思いはスタッフさんたちも同様の事と思います。
過酷な環境から救い出し懸命なお世話をしていただき、里親様の元へと旅立ち、幸せになった姿を見れる事が唯一の見返りだと思います。
やっててよかったと感じる瞬間ですね。
団体もNPO法人になりましたし、これからも初心忘れずの精神で動物たちの命を救う活動を継続してまいりますので
よろしくご協力のほど、お願い申し上げます。
私は譲渡会後、2日間ほど体力的に疲れダウンしてしまいました。
回を増すごとに盛大になり、エンジェルズの活動を理解して下さる方々が増えています。
遠方にも関わらず滋賀に足をお運びいただき感謝の一言しかありません。
ワンたちの余りにも素晴らしい変わりように驚きました。
可愛くなって里親様の元で幸せに暮らしている様子が覗えました。
思い起こせば過酷な環境下で死んでいたかもしれない子たちが、立派に普通の暮らしをして今は幸せに笑っている顔を見させて頂き、
こんなに幸せな気分は、活動をしていた者にとってはご褒美以外の何物もありません。
やっていてよかったと思う瞬間です。
改めて里親様に感謝です。
シェルターに居る子たちも後に続け。です。
当日は暖かい日差しで終始、笑顔が出ていた一日でした。
スタッフ、ボランティアさんを含めて100名弱の参加でした。
反対派のデモや集会もなく平和な時を過ごさせていただきました。
唯一の妨害は、施設内に入れない来場者の車を付近の道路に駐車していたため、警察に通報があったくらいでした。
もちろん、駐車禁止区域ではありませんが、例の匿名者の嫌がらせでした。
もうひとつ、無断で施設や来場者を写真撮影していたところをスタッフに咎められた人間もいました。
注意をしたところ、風景を撮っているだけだと答えたそうで当団体の代表は許せないと息巻いたそうでした。
が、この人物は陰で隠れてコソコソとネットで風評している輩だそうです。
以前、名誉棄損罪で告発をした男だったので根に持っての行為でしょう。
文句があるのなら直接、言いに来い。というところですか。
シェルター前には大きな看板が設置されていました。
看板に書かれている内容は、反対理由や意思表明ではなく、NPO法人になった団体は監督官庁がお墨付きを与えたものではなく書類審査で認証されたものだから
信用とは別もので市民が判断することだ。というものでした。
滋賀県のホームページの一文を抜粋したもので、ことさらに説明するほどのものではないものです。
普通の一般人なら当然に理解できるもので、赤子や子供に説明する程度のものです。
愚かな。
この看板を見られた来場者の多くは、一様に「大人げない」「子供じみた行為」「嫌がらせ以外の何物でもない」等など。
呆れられていました。
「地元村反対派の知能程度が覗える」と厳しいご意見も出ていました。
見ていてこちらも恥ずかしいほどです。
滋賀に来て足掛け4年になりますが、反対派が言う環境破壊もなく近隣の迷惑行為もなく過していますが、
実害のない実情にうさ晴しなのか、振り上げた手を下す方法を知らないのか、困った人たちもいるものです。
思い起こせばシェルターに初めて犬を搬送した時に、「こんな犬など殺してしまえ」と大声で怒鳴った者が反対派の会長さんですから
仕方ないことだと理解していますが、世の中の不幸な動物たちを救う活動に異を唱えるのですから、たかが知れています
高島市の恥さらしですね。
でもね、近隣住民や他の高島市民の方は好意的です。
市内に買い物に出かけても、会う方は挨拶をしてくれますし笑顔で答えてくれます。
全ての人が反対派ではないのが救いです。
ほんの一握りのわからず屋だけです、こんな馬鹿げた事をするのは、ね。
馬鹿馬鹿しくて相手にもしませんけどね。
統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
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