今年もあとわずか。

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今年の保護犬救済活動では、
今年は3月に宗像レスキュー32頭があり、9月には東大阪レスキュー84頭があった。
5月にはANGELSがNPO法人になった。
啓発活動では、
大学の付属中学校で講演会とパネル展を開催し、多くの子供たちに命の大切さを説いた。
そして譲渡会やバザー、パネル展も3回、開催した。
初めての慰霊祭も厳かに執り行った。
毎年、イベントを開催し多くの支援者さまやスタッフの皆さん、ボランティアさんの方々も参加してくださいます。
皆さまは動物愛護の事を真剣に考え、今の現実を変えようと努力をし、少しでも動物たちの安全を守り、私たちと同じ命を救うために頑張ってくれています。
犬や猫を飼う人たち全てが同じように考えて行動を起こしてくれれば、不幸な動物がなくなるのに・・・。と常々、考えます。
併せてペット業界が利益優先するような商売の在り方を再検討してて動物たちの安全を考えてくれれば、万全な体制が出来上がるのに・・・。とも思います。
国も人と動物とが共生できる世の中にしようと頑張っている。
三方良しの考え方は近江商人が実践した商法と聞きます。
今、その近江商人がいた滋賀県にシェルターを作って活動をしておりますが、
他の地域にも同じようなシェルターが出来れば、もっと多くの不幸な環境にいる子たちが救えるのにと、思案しています。
先日、夜に某県のブリーダーから救済依頼がありました。
100頭ほどの小型犬のレスキュー依頼でした。
内容は、どこも同じで赤字経営が続き賃借している家屋を退去しなければならず、飼養している犬たちの行き場がないので何とかしてほしい。でした。
貴方は今まで犬たちのお陰で生活をしてきて、犬たちに何をしてあげたのか?
今から最後に何をしてあげれるのか?
と問いましたが、答えは何もしてあげれない、私自身も住むところがない。との事。
身勝手なものです。
家主に再度、期間の延長などをお願いしたらどうか?
いや、それもしたが断られた。
生きている者たちがいるのに、それでも出ていけ。という事か?
今まで家賃を支払わずにいたから・・・。
今夜に出なくては・・・。
ここまでなるには相当の期間があったはず。
何故、ぎりぎりまでになってからの相談なのか。
事情を今さら聞いても問題解決には至らないから、後1週間ほど時間をください、そうすれば引き受ける手立てを考えよう。と返事をした。
今、シェルターや大阪支部には160頭近くの犬たちがいる。
新しく保護するには、感染症の有無や健康チェックをしなければ、今居る犬たちにもしもの感染がうつっては大変な事になる。
隔離期間と隔離場所の確保を用意する時間がいる。
1週間あれば犬の移動や人員の確保等、手配ができる。
そう返答したのだが、相手のブリーダーは、泣き言のみで、何一つ、協力しようとする心は感じれなかった。
それ以来、連絡は途絶えた。ホームページも閉鎖していた。
残された犬たちは、どうなったのだろうか。
会話の中では、売れるような犬は仲間のブリーダーが引き受けてくれる。とか言っていたから、使い物にならない犬や年老いた犬だけが残るのだろう。
他地域にシェルターがあれば、今回の急な依頼でも対応が出来たかも知れない。
そうかと思うと、
支援者の方から、土地建物等、支援するから当地に来て支部を開設してほしい、との相談もある。
当該地域で中心になってくれる方や仲間がいれば考えられるが、中々、そうもいかない。
動物愛護団体は、犬の引取屋ではない。
だが、不幸な環境にいる犬たちには、そのような事情等、知る由もない。
葛藤が生れる瞬間だった。
今、更にレスキュー依頼がきている。
100頭クラスのブリーダーだ。
経営者が年老いているので犬の面倒を看れなくなった。らしい。
昨夜も200頭近くのブリーダー崩壊の通報があった。
たった2人で犬の世話をしているが、手が回らず経営維持が困難・・・らしい。
劣悪環境だという。
あちこちで起きてきているペットブームの裏の現実だ。
あと少しで今年も終わる。
犬猫の保護活動をしていると、年末も年明けも関係ない。
12月31日も1月1日もただ、1日が過ぎるだけ。
いつもと同じ作業をし一日を過ごす。
365日、毎日、同じ作業をこなす。
動物保護活動を継続するという覚悟は、自分のプライベートの時間がなくなるという代償を払わなければ出来ない活動なのです。
生きている犬たちには、休みなんてありませんからね。
毎日、生きているのです。
生きている動物のお世話をする事を生き甲斐にしなければ、出来ません。
そして一般のご家庭で家族として迎え入れられるお手伝いをすること。
家庭で幸せに暮らしているご報告を聞く事。
これが、失った自分のプライベートに対する、対価です。
大きい対価を頂いています。
何物にも変えれない対価。
そんなこんなで、これからも頑張ります。
来年もよろしく、です。
年末やお正月、シェルターで待ってます。
仲間たちみんな、シェルターでお正月をしようぜ。!!
統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/
動物虐待監視委員会入会申込書
レスキュー基金
大阪支部に滞在しているワン達の紹介です。
「天使達の笑顔 in osaka」も併せてご覧ください。
皆様のお力をお貸し下さい。
私達は、最善を尽くします。
しかし・・・今後、初期検査・不妊手術・ワクチン接種・狂犬病予防注射・蓄犬登録・・等など、膨大な費用がかかって来ます。
レスキュー基金へのご協力を重ねてお願い致します。<(_ _)>
レスキュー基金へのご協力をお願い致します。
一口¥3000で、狂犬病予防注射が、できます。
二口¥6000で、ワクチン接種が出来ます。
五口¥15000で、オスの去勢手術が出来ます。
そして、フード購入もさせて頂いております。
レスキュー基金申込みパソコンより
レスキュー基金申込み携帯電話より
大阪府庁の回答

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告発の要件
告発の要件は、一般的には「犯罪があると思料するとき」であるが、官吏又は公吏(公務員)が「職務を行うことにより犯罪があると思料するとき」は、告発は法的義務とされる。(刑事訴訟法第239条第2項)
しかしながら、当該公務員の職務上正当と考えられる程度の裁量まで禁止する趣旨ではないと解されている。
公務員は職務上の犯罪があると思料されるときは告発をしなければならない。のです。
これをしなかったからと言って、罰則規定はありませんが義務違反であることは間違いないようです。
また告発をするまでの判断基準は様々の意見が分かれるところですが、違反行為の軽重等の悪質性等の判断は勝手にすることはできません。
服務規程の宣誓でもあるように
「私は、地方自治の本旨を体するとともに公務を民主的且つ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実且つ公正に職務を遂行することを固く誓います。」
と、初心を忘れず正義感に燃えていれば断固、行えるべきです。
だが、
本日、12月3日、大阪府庁N氏より電話にて報告がありました。
畜産課動物愛護グループは、動物取扱業者に対して、劣悪環境に対して適切な指導を行ったので、今回、職員の処分等は行わない。との報告でした。
業者が取扱業法に基づき申請をし登録が許可されたわけだが、
登録時点、犬20頭、猫5匹だった。
4年後、犬220頭、猫15匹に増加していた。しかも施設の広さは4年前と同じである。
小さなケージに7~8頭も入れられた過密飼育状態であるにも拘らず、適正飼育だったというのだ。
今年の夏は猛暑だったが、外気温と同じくらいの室温で、クーラーなどの冷房設備がない施設だったが、
行政の指導により扇風機とウィンドウファンを設置したので、指導改善を行った。との判断で有る。
それで施設が改善されて、室内に居る犬猫が快適に過ごせていたら、改善されたと言っても良い。
が、だ。
私たちが室内に入った時は、外気温と同じ暑さであったし、扇風機1台や家庭用ウィンドウファン程度で涼しくなるとでも思っているのか。
N氏は言った。
「犯罪があると思料するとき」、全ての職員が告発を行う等、出来ない。と、
「世の中でタクシーがスピード違反で走っていたら、監督責任者のタクシー会社が処分しますか?これと同じです。」
と、こう来たね。
呆れた私は、
タクシーがスピード違反を知りつつ違反したら、交通事故の確率は上がるし危険極まりないから、タクシー会社はドライバーを処分するでしょう。
違反を犯しても罪の意識が薄いのか無いのか、
大阪府庁は、これと同じ問題だと言うのだ。
過密飼育や動物虐待といえる飼育方法を知りながら、適切な指導を行わなかった為に、亡くなった犬がいたのに、行政は適切な指導をしていたと。
「現在、動愛法の動物虐待で告発をしているが、起訴されて有罪となれば、それでも行政は畜産課の職員を処分しないのか。」
と、問いかけると、
大阪府庁「業者が悪いから告発をされたのだから、行政としては職員を懲罰する必要はない。職員が有罪にでもなれば、懲罰の対象にはなる。」と言う。
あほか、そんな事、あたりまえじゃ。
最後は
「もう、いいですか。処分しないと言う事が結論なので。」と電話を切った。
まじかよ。
これが大阪府庁の考え方だという。
まったくもって、恐れ入りました。
大阪府下の動物取扱業者さん
お気をつけられた方がよろしいかと。
今後、ANGELSは、大阪府下全域の動物取扱業者のチェックに入り、動物愛護法及び狂犬病予防法の違反がないかを監視して回ります。
監督官庁の大阪府畜産課動物愛護グループは、適切な指導を行うそうなので、犯罪があると思料されるとき、告発をしないそうですが、
ANGELSは、1点の違反事実が確認されたら、即日、告発を行います。
ブリーダーの親犬たちは全て、狂犬病予防注射を励行するようにして下さいよ。
でなければ、20万円以下の罰金が科せられます。
(参考)
行政統計データー(厚生労働省より)
全国(平成20年度)登録頭数(年度末現在)6,804,649頭 予防注射頭数 5,095,903 注射率 74.9%
ちなみに、
大阪府(平成20年度)登録頭数(年度末現在)356,559頭 予防注射頭数239,492頭 注射率 67.2%
全国平均値より7.7%下回っているのが判る。
で、117,067頭の予防注射を見逃している。
この117,067頭は、個人の飼い犬だけではない事は、ブリーダーさんご本人が一番よくご存じでしょう。
20万円の罰金かワクチン接種か、どちらが良いかはお分かりの事と思いますが、早めにされる事をお勧めいたします。
また、動愛法の虐待の考え方をもう一度、読み返し、該当しているかどうかもチェックをし、当てはまる箇所があれば施設の改善も行った方が得策です。
行政の指導は甘っちょろいが、ANGELSの告発は甘くない。
改善をするか廃業するかまで、執拗に調査します。
大阪府庁は登録を取消まではしないようだが、動愛法の虐待が立件されたら裁判で取消は可能です。
民間施設なので行政の立入りもできない、などとも言っていたが、
私が行政立入りの後に違反事実を確認しているが、
1.飼養施設等の構造や規模等に関する事項
• 個々の動物に適切な広さや空間の確保 ←広さや空間は確保できていなかった。
• 給水・給餌器具や遊具など必要な設備の配備 ←小さなケージに数頭の犬に1個の給水器、1個の給餌入れ。
2.飼養施設等の維持管理等に関する事項
• 1日1回以上の清掃の実施 ←アルバイト店員1人が1日1回の清掃。
• 動物の逸走防止 ←施設入口は壊れていて何時でも逸走出来た。3段積みのケージには扉が無く、落下する。いや、1頭が落下していた。
3.動物の管理方法等に関する事項
• 幼齢動物の販売等の制限
• 動物の状態の事前確認 ←大阪府庁の獣医師職員が診察したそうだが、多数の犬に咬まれた傷跡や爪が伸び過ぎて肉球にまで突き刺さっていた。
• 購入者に対する事前説明
• 適切な飼養または保管 ←あの劣悪施設が適切な飼養または保管状態であると大阪府庁は認めている。
• 広告の表示規制
• 関係法令に違反した取引の制限 ←ブリーダー自宅をバックヤードとして使用し繁殖をしていたが、自宅の届け出は出していなかったが、無届違法ではないそうだ。
4.全般的事項
• 標識や名札(識別票)の掲示 ←動物取扱業法では、管理者等の標識や名札の掲示が義務付けられている。が、掲示されてなかった。5万円の罰則規定があるがセーフらしい。
• 動物取扱責任者*の配置 ←アルバイト店員が1人だけで、専属の常勤職員や動物取扱責任者はいなかった。大阪府では時々でも出入りしていたら違法にはならないらしい。
* 動物取扱責任者とは
専属の常勤職員のうち、業務を適正に営むために必要な知識や技術に関し、一定の資格要件を満たした者です。
立入検査・罰則など
必要に応じて都道府県等の動物愛護担当者が立入検査を行い、守るべき基準が守られていない場合や、動物の管理や施設が不適切と認められる場合などには、都道府県知事や政令市の長が改善の勧告や命令を行います。悪質な業者には、登録の取り消しや業務停止命令が行われることがあります。
登録せずに営業した場合や改善命令や業務停止命令に従わなかった場合は、30万円以下の罰金に処せられます。また、登録内容の変更を届け出なかったり、虚偽の報告をした場合は、20万円以下の罰金に処せられます。
大阪府 環境農林水産部動物愛護畜産課
動物愛護グループ 540-8570 大阪市中央区大手前2-1-7
大阪赤十字会館7階 (06)6944-6968
(06)6949-1056
繁殖業を今からやろうと思う方は、是非、大阪府下で営業された方が得策だろう。
違反があっても犯罪が思料されようとも摘発はないし告発もされない。
狂犬病予防法の違反があっても管轄外と言う事で、見逃してくれるようだ。
一旦、登録さえすれば、犬猫が10倍に増えてもノーチェック。
よしんば、施設の改善を指導されても扇風機1台を置いておけば改善したと看做される。
過密飼育状態でも、改善します。犬の頭数を減らす努力をしています。と言い訳さえすれば大丈夫。
何を言われても、やります、努力してます。で罷り通ります。
甘っちょろい行政です。
大阪府知事 橋元徹は、期待外れでした。
この回答を知らなかった。では通らない。
行政が動かなければ民間が動く。民意が動かす!!
統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/
動物虐待監視委員会入会申込書
レスキュー基金
大阪支部に滞在しているワン達の紹介です。
「天使達の笑顔 in osaka」も併せてご覧ください。
皆様のお力をお貸し下さい。
私達は、最善を尽くします。
しかし・・・今後、初期検査・不妊手術・ワクチン接種・狂犬病予防注射・蓄犬登録・・等など、膨大な費用がかかって来ます。
レスキュー基金へのご協力を重ねてお願い致します。<(_ _)>
レスキュー基金へのご協力をお願い致します。
一口¥3000で、狂犬病予防注射が、できます。
二口¥6000で、ワクチン接種が出来ます。
五口¥15000で、オスの去勢手術が出来ます。
そして、フード購入もさせて頂いております。
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