命の尊厳

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同志社大学、クローバー祭が
11月3、4日に京田辺校地で開催されました。
同大学で動物サークルが発足し、その仲間たちが啓発活動の一環として
パネル展を開催しました。


「クローバー祭、無事に終了いたしました。
来場者は、3日 93人 4日 94人
両日で187人の方に、パネルを見ていただくことができました。
大人以上に、子どもたちが、見入ってくれていたのが本当に印象的でした。
震災やどうぶつたちのことに想いを向けてもらい
彼らの心の中に何かの種をまけていればと願っています。
来場者に書いてもらったノートの写真を添付させていただきます。




大切なパネルをお借りして展示をさせてもらえる機会をいただけたこと
メンバー一同、心より感謝しております。
本当にありがとうございました。 同志社大学 A.T 」
以上のように、
学生たちが自主的に動物愛護活動の啓発を行い、
東北地方の震災時での動物保護活動の様子などをパネル展を通して、広報して頂きました。
自ら考え、企画し、多くの方々に現実を伝え、関心を持ってもらえる機会を作る。
来場者に感想をノートに記載して頂いたりと積極的な対応をしていました。
素晴らしい実践的な行動力です。
テーマは、誰もが見たくない現実です。
避けては通れない現実なのです。
目を背けたくなる事実。
今の日本の現実です。
無関心こそが最大の罪。
この現実を知り、積極的に行動し、救える命が目の前にあるならば、
動こう。
啓発も、後方支援も、大事な活動への参加手段です。
実際に保護活動をしなくても、参加しているのです。
無関心だけが、参加を拒否しているのです。
子どもたちが関心を持ち、パネルに見入っていた・・・。
この言葉は、胸に刺さります。
汚れを知らない純粋さゆえにパネルの写真が目に焼き付いたのでしょう。
もっと多くの人たちに、
人と動物との共生、そして動物たちの現実を広め、
関心を持って頂かなければなりません。
なぜならば、
動物たちは最も身近な生命だからです。
人が生きていく上で、
動物実験等で犠牲になっていたり、
癒しを貰っていたり、
共に生きる伴侶として、大切なパートナーだったりと、
いつも近くにいる存在だからです。
色々な考え方があるのは周知の事実ですが、
トムリーガンの言うように、「1歳以上の動物には犬でも権利がある。」
いわゆる人権ならぬ犬権です。
モーラルスティタスという言葉があります。
これは胎児の中絶の事ですが、
「人間の尊厳」として、どの時期でなら堕胎していいのか。を論議しています。
母親の胎内に居て、数か月経ち、
脳神経が活発ではなく思考が生まれていないから堕胎してよい時期なのか、
受精した時期から人間であるから堕胎は・・・という議論です。
命の尊厳。
人間は、飼主の居ない犬は、殺処分しても良い。という法律を作りました。
その法律の為に年間100万頭もの犬猫の生命が奪われ続けました。
処分数が減少した今でも年間21万頭もの命が消えています。
この数値は、捕獲したり持ち込まれたりした動物の数であり、
実験動物の死は入っていません。
動物福祉の観点からすれば、論議する事は多々ありますが、
諸外国では動物愛護法は確実に進んでいます。
イギリスでは虐待防止法が確立していたり、
ドイツでは動物保護の精神が突出しています。
日本では、はっきり言って、遅れています。
政治家や官僚のリーダたちに無関心の人が多いのです。
ドイツでは、その昔、ユダヤ人虐殺、ホロコーストが有りました。
ある特定の人種差別で犬よりも地位が無かったのです。
そのドイツが作った動物愛護法は、今の時代に相応しく使える法律です。
太平洋戦争時代、ドイツと日本は同盟国だったが、
その法律を真似るような思考はなかったのでしょうか。
昔々の話しに、「鶴の恩返し」等のお話しが有りましたが、
人間と鶴が結婚したり、竜宮城の亀等、色々な逸話が有ります。
如何に人と動物とが共生していたかを思わせるお話しです。
現代にこそ、子供のころに聞かされた逸話などを通じて動物愛護に関心を持ち、
伝聞していくことが
今のストレス社会には大切な事ではないでしょうか。
そうすれば、安易にペットをお金で買ったり、或いは捨てたりしない世の中になるのではないでしょうか。
全国の行政機関の殺処分施設には、ペットショップで売られているような犬がたくさん、います。
ダックスやチワワなどです。
流行の犬種が、安易に捨てられ、身勝手に飼えないからと持ち込まれたりしています。
ペット産業が1兆円超えの巨大市場に発展している背景が、売れるから繁殖する。
繁殖したら売れる。
繁殖し過ぎたら、処分、捨てる、無料であげる。
そうです。とにかく増え続けるのです。
上段で書いたように、
命の尊厳の問題に戻るのです。
犬権利やモーラルスティタスの問題にまで発展して論議しなければならない事案なのです。
この事を、今の若い人たちと論議し、心に変革をもたらしたい。
次の時代には、少しでもペットたちの殺処分が減るように、また動物実験しかり、
命を大切にする時代が来れるようにしたいものです。
1~2世紀前にも諸先輩が議論され、少しずつだが、変化してきたので、
今すぐに変わるとは思わないが、確実に関心を持ち
「命の尊厳」について考えていくことが、必要ではないだろうか。
最近、メディアでは「いじめの問題」「幼児虐待」が取り上げられて、幼気ない命が消えています。
こんなことが起きる世の中だからこそ、命の尊厳について関心を持ちたいのです。
私の時代で、この思想を伝え、
次世代にはもう一歩、前進した動物愛護に進んでもらいたい。
そう、願っています。
「ニャンコさん日誌」を立ち上げました。
大阪支部長が記して参ります。
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***バザー用品緊急大募集***
おうちで眠っている、日用品・雑貨、お洋服(未使用品)ワングッズのご提供をお願い致します。
(新品・未使用品)
赤ちゃんニャンコさんの里親大募集中
被災犬猫里親募集中
一般里親募集中
どうぞこの子達に、目を留めてあげて頂けませんでしょうか。
心よりお願い致します。
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ニャンコさんたちの保護を今年は、全力で行って行きます。
猫シェルターも現在は、まだ二部屋ですが、頭数を考えると増築しないと間に合いません。
猫シェルター基金のご協力をどうぞ、宜しくお願い致します。
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ワンニャン達へのサポート基金
(医療費・フード代など、保護されております犬・猫のために使われます。)
(お振込先)
・郵便局:口座番号:14630-16534321
・滋賀銀行:今津支店・普通預金 598577
・三井住友銀行:赤川町支店(店番138)・普通預金 1601289
(口座名義は、いずれも同じです)
特定非営利活動法人 動物愛護団体ANGELS
トクヒ)ドウブツアイゴダンタイ エンジェルズ
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**緊急のお願い物資**
***ご支援物資のお願いは、こちらに記載させて頂いております。***
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統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/