広島県 動物行政について
広島県 動物行政について
2018年7月3日
公開質問状を作成し、知事宛てに提出した。
約1か月後の8月4日付けで 回答書が到着した。
よって、ここに公開いたします。
長文ですが、読みごたえがあると思います。
(質問状と回答の説明)
1) この度、PWJが狂犬病予防法に違反し、警察の捜査を受けた件について、質問した。
結果、広島県は、残念な結果だと考えている。
2)及び3) 県議員より指摘があり、特定の団体に多くの犬を譲渡していることは、リスクが高い譲渡に執着する施策ではないか。との指摘があり、この点を指摘した。
結果、特定の団体に多くの犬猫を譲渡せずに済むように改善するとの事。
4) 県が団体譲渡をする場合、適性検査(一次テスト、二次テスト)を実施せず、感染症罹患の犬、咬傷犬もすべて譲渡していた事実があるが、政府が策定した動物愛護法に違反しているのでは?との質問をした。
結果、県は 譲渡訂正検査を実施し、基本的には譲渡適と判定された犬を譲渡していると回答した。
しかしながら、適性検査に合格しなかった犬猫も譲渡している事実があるが、この回答はなかった。
5) 団体譲渡のマニュアルについて質問した。
・登録団体に犬猫を譲渡した後、頭数の飼養管理を把握する為、譲渡数、死亡数、残数を定期的に報告させる義務化。
・不妊手術の有無の報告義務化。(幼齢犬については、譲渡後6カ月以内に報告。)
・毎年、狂犬病予防法に基づき、済票の番号報告、義務化。
・犬登録の鑑札番号の報告義務化。
以上を行ってほしい旨、提案した。これは、一般家庭では、当然のことながら法律なので、行っている。
6) 団体及び個人譲渡に関して、すべて公平にしてほしい旨、要望した。
結果、基本的には公平に、平等に対応したい。との回答。
しかしながら、譲渡適と判定されなかった個体を含め譲渡している事実があり、(この回答では質問4)の指摘に対して認めている。)それにより結果的に殺処分がなかったとの説明がある。また、センターから団体に譲渡した個体が空間移動しただけとの質問には、県としても重く受け止めているとの事。
7) 我が国では、いつどこで災害が起きるか予測できない中、先に12頭が逸走して未だ6頭が行方不明の中、2,000頭からの犬を譲渡しており、災害が起きた場合、どう対処するのか? 猫については3,000匹も譲渡している。など対応を質問した。
結果、災害時の対応については、県としては課題であるとの認識を示した。
その後に、西日本水害が起きた。が、特定の2団体の施設には甚大な被害がなかったため、難を逃れたが、いつ起こっても不思議ではない。
8) PWJに警察が捜査に入り、県は犬の譲渡を一時的に停止したが、その後、すぐに再開した件について質問した。
結果、一度の立ち入り調査で問題解決に至ったとの判断で、約1週間で再開した。
しかしながら、狂犬病予防法違反が解消されたと回答しているが、違反の立証はできたが、罰則の措置はまだである。
また、再発防止策が適切に講じられ、飼養管理、施設衛生管理の状況に問題がないことを確認した。との回答があるが、
では、広島県が譲渡した全2,000頭以上の犬の行方も把握しているというのか!
これが 広島県の回答でした。
もし、万が一、同様の事態が起きた時、同じような回答があるのか、ある意味、期待したいところではある。
その時は、広島県への抗議だけではなく、日本国政府、環境省から自治体に対しての行政指導を行うように要請するつもりである。
一団体がこれだけ懸念し、不安に思っているのに、地元の住民たちは もっと不安に陥っていると思われる。
元町会議員さんからも不安の声が上がり、神石高原町議会も問題にしており、また、他の団体も問題視しておる現実があるが、県民、国民の声を無視してまで、殺処分ゼロを目指すのか、知事の忖度をどこまで押し通すのか、この先、注視していきたい!
不安が現実のものとならぬように 祈るばかりである。
以下を ご拝読いただきたい。
(質問状)


(回答書)



2018年7月3日
公開質問状を作成し、知事宛てに提出した。
約1か月後の8月4日付けで 回答書が到着した。
よって、ここに公開いたします。
長文ですが、読みごたえがあると思います。
(質問状と回答の説明)
1) この度、PWJが狂犬病予防法に違反し、警察の捜査を受けた件について、質問した。
結果、広島県は、残念な結果だと考えている。
2)及び3) 県議員より指摘があり、特定の団体に多くの犬を譲渡していることは、リスクが高い譲渡に執着する施策ではないか。との指摘があり、この点を指摘した。
結果、特定の団体に多くの犬猫を譲渡せずに済むように改善するとの事。
4) 県が団体譲渡をする場合、適性検査(一次テスト、二次テスト)を実施せず、感染症罹患の犬、咬傷犬もすべて譲渡していた事実があるが、政府が策定した動物愛護法に違反しているのでは?との質問をした。
結果、県は 譲渡訂正検査を実施し、基本的には譲渡適と判定された犬を譲渡していると回答した。
しかしながら、適性検査に合格しなかった犬猫も譲渡している事実があるが、この回答はなかった。
5) 団体譲渡のマニュアルについて質問した。
・登録団体に犬猫を譲渡した後、頭数の飼養管理を把握する為、譲渡数、死亡数、残数を定期的に報告させる義務化。
・不妊手術の有無の報告義務化。(幼齢犬については、譲渡後6カ月以内に報告。)
・毎年、狂犬病予防法に基づき、済票の番号報告、義務化。
・犬登録の鑑札番号の報告義務化。
以上を行ってほしい旨、提案した。これは、一般家庭では、当然のことながら法律なので、行っている。
6) 団体及び個人譲渡に関して、すべて公平にしてほしい旨、要望した。
結果、基本的には公平に、平等に対応したい。との回答。
しかしながら、譲渡適と判定されなかった個体を含め譲渡している事実があり、(この回答では質問4)の指摘に対して認めている。)それにより結果的に殺処分がなかったとの説明がある。また、センターから団体に譲渡した個体が空間移動しただけとの質問には、県としても重く受け止めているとの事。
7) 我が国では、いつどこで災害が起きるか予測できない中、先に12頭が逸走して未だ6頭が行方不明の中、2,000頭からの犬を譲渡しており、災害が起きた場合、どう対処するのか? 猫については3,000匹も譲渡している。など対応を質問した。
結果、災害時の対応については、県としては課題であるとの認識を示した。
その後に、西日本水害が起きた。が、特定の2団体の施設には甚大な被害がなかったため、難を逃れたが、いつ起こっても不思議ではない。
8) PWJに警察が捜査に入り、県は犬の譲渡を一時的に停止したが、その後、すぐに再開した件について質問した。
結果、一度の立ち入り調査で問題解決に至ったとの判断で、約1週間で再開した。
しかしながら、狂犬病予防法違反が解消されたと回答しているが、違反の立証はできたが、罰則の措置はまだである。
また、再発防止策が適切に講じられ、飼養管理、施設衛生管理の状況に問題がないことを確認した。との回答があるが、
では、広島県が譲渡した全2,000頭以上の犬の行方も把握しているというのか!
これが 広島県の回答でした。
もし、万が一、同様の事態が起きた時、同じような回答があるのか、ある意味、期待したいところではある。
その時は、広島県への抗議だけではなく、日本国政府、環境省から自治体に対しての行政指導を行うように要請するつもりである。
一団体がこれだけ懸念し、不安に思っているのに、地元の住民たちは もっと不安に陥っていると思われる。
元町会議員さんからも不安の声が上がり、神石高原町議会も問題にしており、また、他の団体も問題視しておる現実があるが、県民、国民の声を無視してまで、殺処分ゼロを目指すのか、知事の忖度をどこまで押し通すのか、この先、注視していきたい!
不安が現実のものとならぬように 祈るばかりである。
以下を ご拝読いただきたい。
(質問状)


(回答書)



「ずばり一言」を再開します。
しばらく、ご無沙汰しておりました。
FC2のpw、や登録メールアドレスが完了しました。
「ずばり一言」を再開します。
これからも、宜しくお願い致します。
取り急ぎ、ご挨拶まで。
エンジェルズ
林 俊彦
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