情操教育

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「動物虐待監視委員会」を年内に創設し新年から活動を開始する方針です。
続々と支援者からのご支援がきております。
賛同者も増えてきました。
誰かがやらなければ、何も変わらない。
また、遺棄などの情報等が入ってきております。
年を越せない保護犬の依頼も入っています。
一般飼い主からも犬を飼えなくなったとの依頼もあります。
毎年のことだが、保健所、動物管理センターには御用納めまでに飼い犬を持ち込む心無い飼い主もいる。
飼い主が自ら持ち込むケースは、即日、殺処分である。
迷い犬と違い、飼い主が二度と迎えには来ないからだ。
法律では、行政に僅かな引取料を支払えば不用犬を引取ってくれるシステムになっている。
行政の職員さんは、持込をしてくる飼い主に何度も再考を促す・・・。
「この犬は貴方が去った後、殺処分されるのですよ。それでもいいのですか?」
「要らなくなったから、いいです。」
こんな会話があると言う。
なんとも情けない話だろう。
怒りを通り越して呆れるばかりだ。
家族同然に暮らしてきた飼い犬を、いとも簡単に合法的に捨てに来るのだ。
いや、殺してくれと持ち込むのだ。
飼い主が去った後、職員さんは吐き捨てるように言う。「自分で処分機のボタンを押してみろ」と・・・。
終生飼養という飼い主のマナー低下も問題だが、
動物に対する愛情の欠落が大きな問題だ。
これが我が子にも影響されなければ、よいが・・・。
情操教育に関連する由々しき問題ではある。
いつかのアメリカの犯罪白書に、
動物虐待を行った者は将来、必ずと言っていいほど人に対する犯罪を犯している。という。
アニマルポリスは動物虐待行為者を常にチェックしているという。
わが国には、まだこういったシステムは確立されていないし、チェック機構すらない。
日本の教育レベルの低下が叫ばれているが、その前に情操教育そのものを強化しなければならないのでは。
生き物に対する優しい気持ちを教える事の方が優先されるべきではないか。
安全神話が常識の日本も、昨今、凶悪犯罪が新聞紙面を賑わす。
いつ、その被害が私たちの身に及ぶかもしれない時勢だ。
動物虐待を監視する意義は、ここにある。
ご協力をお願い致します。
動物虐待監視委員会入会申込書
レスキュー基金
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