動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

貴方の街の動物愛護管理センター



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先日、統括さんとスタッフさんが某センターへ、視察に行ってきました。
帰ってから報告を聞いたのですが、センター施設には相も変わらず多くの保護犬たちが居たそうである。
また、殺処分後の亡骸も発泡スチロールの箱に入れられて冷蔵室に山積みされていたそうだ。
減った、減ったと言いつつも、多くの殺処分が行われている現実です。

行政の動物管理センターには飼い主の居ない犬猫が捕獲収容されています。
本来、捕獲収容するのは狂犬病予防法に基づいて行われる業務である。
公衆衛生上の観点から行っているのだ。
人の命を守るためにはやむを得ない措置かもしれない。
しかし、飼い主から逸れて彷徨っている飼い犬も中にはいます。
収容期限が過ぎれば、飼い犬であろうがなかろうが、殺処分対象となり得る。

運よく、飼い主が見つかれば家に帰ることができるが、そうではない場合は残念ながら家にもこの世にも帰ることは出来ないのです。
全国の行政機関の各センターでは、保護犬の再譲渡を行っています。
センター内にて担当者が適正検査やチェックを行い、合格した犬は再譲渡の対象になり命は絶たれることはありませんが、不適格となった犬は監房に戻されて殺されます。
某センターでは、その適正チェック以外に、抑留期間後に血液検査を実施しフィラリア陽性が出た場合、殺処分対象となり処分されます。
なぜ?
と思うのです。
フィラリア症は蚊が媒介する感染症です。
飼い主が毎月、きちんと予防薬を投与していれば防げる病気です。
保護犬が若ければフィラリア虫の寿命を待てば親虫が死にます。そして陰性になります。
ミクロフィラリアが血液中にいれば予防薬で駆除できます。
だが、某センターではフィラリア症に感染していれば殺すという判断なのですが、どうも納得がいきません。
治せる病気なのに処分対象になること自体、「生きる機会を与え殺処分を半減しよう・・・」という政府の指針にも逆行するのではないでしょうか。

各行政では動物愛護に関する考え方が、いまいち統一されていません。
独自の判断で行われています。
熊本市のように殺処分ゼロに限りなく近い行政もあれば、大阪府のようにブルセラ症に感染したら、公衆衛生上の観点からと大量殺処分する行政もあります。
以前、出入りをしていた大阪市動物管理センターでは、団体譲渡対象として1年間、保護犬救出のテストランをご協力させていただき、殺処分の運命から助け出していましたが、センター所長の独断と偏見で出入り禁止となりました。
表向きの原因は、団体として再譲渡は不適格。認証団体と名乗って名刺に記載したのが出入り禁止の理由の一つでした。
本当にそうだったのでしょうか?
いえいえ、とんでもない。認証団体第1号と指示したのはセンター側の指示でした。
名刺への記載やパンフレットへの記載も了承済みでした。
犬を引き取る際に譲渡書類に記載して引き受けるわけですが、書類にははっきりと団体譲渡第一号書類となっていました。
センター職員さんともうまくお付き合いをしておりましたが、広島ドッグパーク事件でマスコミが大騒ぎをし反対派が執拗にセンターへ連絡をしてきて、通常業務に支障をきたすようになった、と注意を受けた経緯はありましたが、保護犬を助ける趣旨に反する行為などはありませんでした。
それが本当の理由でした。
たったそれだけで、殺処分される運命の犬を保護する事が不可能になったのでした。
センター長の考え一つで犬の生き死にが決められたのです。
その後、殺処分は減ってはいません。
相も変わらず、無慈悲な殺処分が断行されているのです。

私は大阪市出身ですから地元からの殺処分半減目標には協力していきたいのですが、以上のような理由により参加は拒まれています。
命あるものを個人の了見で決めてしまってもいいものでしょうか。
もっと大きな度量を持って考えてみたら如何なものでしょうか。
私はいつでも席に着く用意はありますが・・・。

地元、滋賀県のセンターも現在、思案中だそうです。
地元とのトラブルが解消されれば難なく受け入れる事ができるのでしょうが、今のところ、まだ団体譲渡は見送られています。
他の行政センターにも保護犬の受け入れを実施していますが、名前を公開するとご迷惑が掛かるやもしれませんので非公開にさせてもらっています。

殺処分される運命の犬猫を救おうとする行為が、何故に拒まれるのか、理解ができません。
結果、命が助けられて処分数が減れば行政の数値目標に貢献できることにも連動すると思うのだが。
来年、動物愛護法の見直しがありますが、現場で活動する私たちなりのマニフェストがあるので、今後は各行政機関に向けて提案していこうと準備をしております。

一般市民の方々も大いに関心があることと思われますので、次回に公開していきたいと考えます。
人間に最も身近な愛玩動物たちを救う。みんなで出来る事からやってみようじゃありませんか。
各地域に住む方が地域行政に掛け合ってください。
そして動物管理センターを訪問し、殺処分決定が出されている犬猫たちを、皆様の目でしっかりと見てきてください。
そこにはペットショップで並ぶような犬猫たちが、明日は我が身か、と震えています。

行政刷新会議の無駄使いを洗い出す「事業仕分け」が行われていますが、一部でもいいから動物愛護に税を回していただき、殺される運命の動物たちを救う方向を打ち出してはもらえないものだろうか。
独立行政法人の幹部は年収1000万円を超える職員が結構いました。
天下り人事で年収1000万円ですか。
官僚が本気で動物愛護活動事案に力を入れてくれたら「仕分け人」も、この事案には公開処刑などしないと思うんだが・・・。


映画のご案内をいたします。是非、ご鑑賞頂ければ、幸いです。
10/10(土)ロードショー
Dogs,Cats & Humans
「犬と猫と人間と」
飯田基晴 監督作品
www.inunekoningen.com

「人間にもっとも身近な動物である犬と猫が
平和に安全に暮らせる社会は、きっと人にも優しいはず。
だから、自分の周りから変えてゆこう。
そのためのヒントを探してみよう。
この映画を見たあと、
そんなふうに考える人が増えてくれたら嬉しいです。」
         渡辺眞子さん(作家/「捨て犬を救う街」)


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レスキュー基金




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