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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

優しさ、思いやり

毎日、目まぐるしいほどの活動である。

この活動をしていて休む事はほとんどない。スタッフ全員がである。

週2回は、処分施設に出向き、処分寸前のワンたちを救う。
それ以外、事務所には毎日のように保護の依頼、相談がある。

ようもこれだけ、捨てるもんだなぁ。と他人事のように感心してしまう位である。

飼主のモラルの低下。で、片付けられたらなんと気楽かなとも・・・・。

家族同然で暮らしていたペットを意図も簡単に遺棄するんだから、なんともはや情けない現実です。

動物愛護法でもきちんと謳っています。「終生飼育」が原則。と。

世の中、便利になって何でも使い捨ての世の中。当たり前のように家族を捨てる。

そんな家庭で育った子供は、親を見ています。

その子が大人になっったら同じように当たり前のように親のして来たことを見習うのでしょうか?

本当に悲しい現実です。

今の子供は、カブトムシはデパートの屋上に居るものと思っている子がいます。うさぎやカメはペットショップに行けば買える。

月にうさぎがいた話は私たちが子供の頃に親や先生から教えられた話です。

夢がありました。

この話は、ウサギときつねとたぬきが登場していました。地球上には優しさや思いやりが必要なのか?これらは偽善だ。

そのことを試す為に、人は地球上に降りてきて試しました。

倒れた振りをして、ウサギ、きつね、たぬきのする行動を観察しました。

たぬきは山に行って採ってきた食べ物を倒れた人に与えようとしました。

きつねは山に行って獲物を捕ってきてその人に「死なないで、これを食べて元気になって」と励ましました。

ウサギも山に行って食べ物や獲物を探しましたが見つけることが出来ませんでした。

きつねとたぬきは、ウサギを責めました。お前は人に何もできなかった。と。

ウサギは、焚き木を燃やしその中に身を投じ「おじいさん、何もできなかったけど私を食べてください」と黒焦げになってしまいました。

それを見た人は、「ああ、なんてことをしてしまったんだ」と後悔をしました。

それからは人は、月を見るたびにウサギを思い出し、「優しさ、思いやり」を感じ、この事を後世に残し言い伝えました。

だから、月にはウサギがいるのです。

子供に月にはウサギがいるの?と聞かれたら、居る筈がない。

ではなく、この話をしてあげて「優しさ、思いやり」の信実を教えてあげる余裕が欲しいものです。

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