動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

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狂犬病予防法の現実



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地方自治体の職務怠慢を訴えていますが、
これは全国の地方自治体全体の話しです。
全てと言っていいほどの地方自治体が管轄する動物取扱業者のほとんどが、
狂犬病予防法を順守していない。
その違反事実を知りながら、黙認している。摘発をしないんですね。
業者が自主的に登録するのを待つのか。
甘いね。
いつまでも登録をするわけがない。
違反事実を確認しながら、告発を行わないのは義務違反か職務怠慢だろ。
業者だけではなく、一般飼い主にも該当者はいます。
行政は、業者には甘く一般の飼主さんにはきついんだよね。

「飼い主の責任として狂犬病の予防接種、犬の登録をきちん行い、人の命、そして愛犬の命を守りましょう。」なのです。

前回も書いたが、これは
(参考)
刑事訴訟法239条2項 官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。
とあり、行政の怠慢もしくは義務違反に該当します。

まずは、この国で決められた法律を守らせてから動物取扱業者の登録を許可すべきなのです。
滋賀県では、県条例で多頭飼育者の届け出が義務付けられた。
10頭以上の犬猫を飼育する場合、県に届出をしなければならない。
このように動物取扱業者も届出を義務付けて頭数の移動や増減があれば、都度、行政に届出をする。
そうすれば、狂犬病予防法も遅滞なく守れるし、国全体が愛玩動物の頭数をも把握できるというものだ。
取扱業者にもこの条例を当てはめるべきです。
別にANGELSを意識して作られた条例ではないだろうが、とても良いことだと思います。

一体、日本にはどのくらいの犬猫がいるのだろうか?
少し調べてみました。

ペットフード工業会(第16回犬猫飼育率全国調査より)
2009年度 現在飼育頭数(拡大推計値)
犬:1232万2千頭
猫:1002万1千頭
平成20年度・ペットフード流通量、2697億9300万円。 すごい金額ですね。


行政統計データー(厚生労働省より)
全国(平成20年度)登録頭数(年度末現在)6,804,649頭 予防注射頭数 5,095,903頭 注射率 74.9%
ちなみに、
大阪府(平成20年度)登録頭数(年度末現在)356,559頭 予防注射頭数239,492頭 注射率 67.2%
全国平均値より7.7%下回っているのが判る。
で、117,067頭の予防注射を見逃している。

注射率ベスト1:長野県 95% 
注射率ワースト1:沖縄県 55.2%

(大阪府の場合)
毎年、登録数だけ予防注射をしなければいけないのだが・・・。
(見逃している収入)
2,650円が狂犬病の予防注射(獣医師会の収入)117,067x2,650=3億1022万7550円
550円が狂犬病予防注射済票(行政への収入)117,067x550円=6438万6850円

大阪府の登録頭数がきちんと注射をすれば、これだけの収入になる。
(獣医師会の収入)356,559頭x2,650=9億4488万1350円
(行政への収入)356,559頭x550円=1億9610万7450円

*ここにも不思議な現象が・・・
獣医師会に所属している動物病院では行政に代わり、注射済証の鑑札が発行されますが、所属していない動物病院では発行されず、狂犬病予防注射済証をもらい行政にて鑑札をもらいます。
なぜ?
全国の動物病院は全て、獣医師会に入らなければならないのか!
入会したら年額○十万円の会費を納めなければならないし、その他のデーターや治験資料等の配布も受けれない。
ある種の差別ではないのか?
患畜さんの便利を提供するのであれば、獣医師会に所属していなくても行政の判断で鑑札交付をお願いすれば済むこと。

広島DP事件の時、いち早く駆けつけてくれた獣医師は獣医師会に入っていない人たちだった。
組織の獣医師会は遠巻きに見物してから行政からの要請があってから動き始めた。
そして広島市から動物愛護に協力したとして表彰を受けた。
中身を知っている私としては、出来すぎたパフォーマンスとしか映らなかった。


以上のデーターは、厚生労働省のデーターであるが、注射率が100%でなければ違反である。
堂々と全国の犬の飼育者は法律を犯しています=というデーターなのである。
が、しかし、
「飼い主の責任として狂犬病の予防接種、犬の登録をきちん行い、人の命、そして愛犬の命を守りましょう。」と謳っています。
この法律に違反すると狂犬病予防法第27条 20万円以下の罰金が科せられます。

二十七条  次の各号の一に該当する者は、二十万円以下の罰金に処する。
一  第四条の規定に違反して犬(第二条第二項の規定により準用した場合における動物を含む。以下この条において同じ。)の登録の申請をせず、鑑札を犬に着けず、又は届出をしなかつた者

ということで、違反した人が支払う罰金の総額は、
大阪府だけで117,067頭x20万円=234億1340万円
全国では、170万8746頭x20万円=3417億4920万円
とてつもない金額が税収になりませんか?

ペットフード工業会の調査では、
犬: 1,232万2000頭ですが、
行政統計データーでは、680万4649頭です。
飼育頭数の実際は行政に登録している頭数の倍近くもいるのです。
その差、551万7351頭。無登録だから注射率は41.3%になり全国ワースト1の沖縄県より下がります。
この差の551万7351頭の多くは、繁殖業者の飼育頭数かもしれないのです。
(但し、子犬は生後91日以降に受ける事となっています。また犬、猫、あらいぐま、きつね及びスカンクも入る)
(参考)
(法の規定の一部が適用される動物)
第1条 狂犬病予防法 (以下「法」という)第2条第1項第二号 の政令で定める動物は、猫、あらいぐま、きつね及びスカンクとする。


この数字の組合せで思うことは、業界と行政が互いに利害関係にあり触れられたくない部分があって、資本主義の既得権益を守り合っているような感じがするのだが、その利害関係人が動愛法を改革する審議会のメンバーである事も憂慮する。

国が定める狂犬病予防法(昭和25・8・26・法律247号)が定められてから平成11年までに10回の改正がありました。
現在、日本は世界の中では狂犬病の清浄国といわれていますが、予防注射をしっかりと接種し法律を守っているから病気が発生していないのです。

法律を守らない人が居れば狂犬病は何時どこで発生してもおかしくはないです。

港のある地方では、外国の船が入国します。
入国の際に検疫がありますが、船から犬を降ろさなければ検疫は受けません。
その船の船員さんが飼っている犬が船外へ逃げたとしましょう。
その犬が狂犬病に羅漢していたら一瞬のうちに蔓延するかもしれない。
もし、人を噛んだら伝染して死亡します。犬同士が接触したら感染します。
船員さんが犬を探して見つからなければ、代わりに他の犬を買うかして連れ帰って、この犬が飼っていた犬だと申告すれば、逃げた犬は検疫なしで国内に入国したことになります。
聞いた話ですが、船員が申告する用紙には「犬1頭」としか書いてないそうです。
犬種や大きさ、雌雄の別などの特徴を記載しなくても良いそうです。

こういった不測の事態が起きたら大変だ。と、港近くの行政の職員さんが話していたのです。

恐ろしい話です。

だからこそ、みんなが守らなければいけないのです。
そして、管轄の行政機関は違反者が居れば指導して告発もしなければいけないのです。
危機管理能力の低さ。ですね。


(お知らせ)
現在、東大阪市のブリーダー及び行政を告発していますが、
先日、奈良県吉野町の山中に100頭の犬を遺棄しようとした業者はこの業者ではないという情報がありました。
警察も行政もこの事実を確認しています。
が、警察や行政は個人情報保護法により被疑者の情報公開はしておりませんから、あくまでも推測です。

ということは、東大阪市内にはこの遺棄を企てた業者がまだいます。
情報を持たれた方は、ANGELSに通報をしてください。
奈良の動物管理センター(宇陀アニマルパーク)には32頭が保護されていますが、警察の捜査が終われば犬たちはブリーダーの元へ返還されます。
そうなれば、100頭の犬たちが路頭に迷うか転売されるか処分される可能性もあります。
救える命があるなら、みんなで救いましょう。


(全国にいる支援者の皆さまや動物を愛する方々へ)
地元の行政機関、動物愛護センター等に質問をしてください。
1. 地域内にて許可を出した動物取扱業者の保有する犬の畜犬登録及び狂犬病予防注射は、すべて行われているのか?
2. 直近の確認は何時、どのようにして行ったのか?
3. 登録申請時の届出頭数と現時点での頭数の差の把握及び変更届出が速やかに行われたのか?
4. 登録申請から許可をだしてからの繁殖場施設の調査は、毎年若しくは何時に行ったのか?
5. ワクチン接種と畜犬登録が行われていない場合、違反行為を確認した時点で告発を行うように要請してください。

要請に応じない地方行政が判明しましたら、すぐにANGELSまでお知らせください。
告発は誰でも行える権利です。
時効もありませんのでご心配なく。

みんなでお近くの都道府県や指定都市に要請してください。
そうすることにより「小さな命」が救われる結果になります。




統括が綴る「活動日誌」も併せてご覧ください。
http://teamangels.blog89.fc2.com/


動物虐待監視委員会入会申込書

レスキュー基金

大阪支部に滞在しているワン達の紹介です。
「天使達の笑顔 in osaka」も併せてご覧ください。
http://angelsosaka.blog106.fc2.com/




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