審尋開始前夜
3月7日 いよいよ、明日、審尋開始
明日、裁判所による審尋開始です。
本日、弁護士にブルセラ症の症例や、事例、各行政の判断資料、獣医師の見解などの文献を証拠として提出してきました。事前に裁判官がチェックしてくれるそうです。
マスコミも注目しています。明日の審尋終了後に取材に応じます。そして真実をお伝えして報道をしてもらおうと思います。
毎日のように海外からもご支援のメールを頂いており、それも裁判所に提出しました。
イギリスの団体は、今回の大阪府の暴挙について「とんでもない処分決定だ」と憤りを隠せません。と。
直接、日本政府に抗議してくれています。
聞き入れなければ日本製品の不買運動も辞さないとの表明でした。
世界中が注目しています。
ブルセラ症は、治療をすれば治る病気であることは、動物愛護先進国である海外では充分に承知している事です。大阪府の今回の処分決定は、「無知で馬鹿げている。即刻、中止して治療をすべきである」と、声を大にして訴えています。
経済大国の日本で、動物愛護後進国のわが国で、「ブルセラ症感染犬、大量殺処分」という歴史上の汚点を残したくないし、このような忌まわしい前例を作ってはならない。
このような事が許されるのなら、一般の飼犬は全て感染していたら殺処分と言うことにも成りかねないし、世界中でも愚かな珍しい前例を残すことになるであろう。
ブルセラ・キャニスは人畜感染症ですが、一番弱い細菌症で人にうつる事は稀で、もし罹っても風邪程度の軽症です。また、繁殖業の経済動物であれば別ですが、一般飼犬であれば避妊去勢手術をしておれば、大丈夫なのです。よしんば陽性と診断されても定期的に薬を投与して管理をしていけば処分など必要はありません。バイオセーフティレベル3とありますが、これは2重扉で部屋を区切る、物々しい施設が必要と言われていますが、これも研究室の話であって、一般の家や施設には要求されておりません。
府の言うアメリカ、ジョージア州の例をとっても、集団発生したブルセラ症感染犬は処分と言われていますが、これも繁殖場の経済動物、いわゆるブリーダーの商用動物での話であります。
静岡、沖縄県において集団発生したブルセラ症では、処分する事無く、治療後、陽性が陰性化し、犬たちは元気に暮らしています。
大阪府が管理するブルセラ症感染現場では、肝毒性の高い大量のリファンピシンの投与により、副作用による肝不全で死亡しているケースが多いです。23頭の死亡原因はほとんどがそうと思われます。
府の職員さんたちの犬たちの飼育管理は、はっきりいって素人同然です。
一般のボランティアさんの方が犬たちを飼っているので随分と管理は上手です。私たち、愛護団体は劣悪な飼育環境にある犬たちを数百頭も救助し飼育管理をしてきています。
経験も豊富ですし、協力獣医師もペーパー獣医師ではなく臨床獣医師です。
薬一つをとっても、きちんと咽奥まで入れて投与します。職員は犬たちに触らず、団子状にした餌に入れて食べさせています。賢い犬たちは、うまく薬だけを吐き出してケージ内に捨てていました。ケージを掃除した後、数個も残っていた事が発見されています。
これが正常に投薬されていたのでしょうか。疑わしい管理状況です。
未だ、犬たちの体重測定もされずに、目視のみの体重測定で薬の量を決めているのです。
おおまかに「大、中、小」と。これでは、 いい加減すぎではありませんか。
仔犬も「小」でした。そして死にました。若い犬が肝機能低下で黄疸症状が全身に出て、肝不全にて死亡。この事実があるにも拘らず、改善することも無く、薬の投与は続けられて23頭の死亡に繋がっています。事の重大さにやっと気づき、臨床医を現場に入れました。数日前の出来事です。
遅すぎます。こんな府の管理体制では犬たちを任せる事が出来ません。
明日の話し合いが上手く行けば、私たちは隔離する施設(約620坪)を準備しています。只今、工事中ですが犬舎はありますので、即日でも受け入れ準備は整っています。陰性、陽性犬すべて隔離して飼育管理は出来ます。そして「またたび獣医師団」山口獣医師らによる避妊去勢手術も行い、適切な薬の投与も実施して管理をします。必ず、健康体に戻して、将来において一般家庭の飼犬として「小さな命」を再出発できるようにいたします。
また、ご心配でしょうから大阪府の管理指導も受け入れいたします。一度、施設を見に来ていただいては如何でしょう。
維持管理等の費用も全額負担しますし、人出も有ります。府の税金の出費も防げます。
これほどの提案をも拒否する理由は有りますでしょうか。
大阪府さん、面子に拘らずに前向きに話し合いましょう。
明日の話し合いを期待しております。
ご支援頂いている皆様へ、明日の審尋の結果はわかりませんが、精一杯、訴えてきます。
11時からです。大阪地方裁判所の北側入口付近でお会いしましょう。
ARK-ANGELS
代表 林 俊彦
明日、裁判所による審尋開始です。
本日、弁護士にブルセラ症の症例や、事例、各行政の判断資料、獣医師の見解などの文献を証拠として提出してきました。事前に裁判官がチェックしてくれるそうです。
マスコミも注目しています。明日の審尋終了後に取材に応じます。そして真実をお伝えして報道をしてもらおうと思います。
毎日のように海外からもご支援のメールを頂いており、それも裁判所に提出しました。
イギリスの団体は、今回の大阪府の暴挙について「とんでもない処分決定だ」と憤りを隠せません。と。
直接、日本政府に抗議してくれています。
聞き入れなければ日本製品の不買運動も辞さないとの表明でした。
世界中が注目しています。
ブルセラ症は、治療をすれば治る病気であることは、動物愛護先進国である海外では充分に承知している事です。大阪府の今回の処分決定は、「無知で馬鹿げている。即刻、中止して治療をすべきである」と、声を大にして訴えています。
経済大国の日本で、動物愛護後進国のわが国で、「ブルセラ症感染犬、大量殺処分」という歴史上の汚点を残したくないし、このような忌まわしい前例を作ってはならない。
このような事が許されるのなら、一般の飼犬は全て感染していたら殺処分と言うことにも成りかねないし、世界中でも愚かな珍しい前例を残すことになるであろう。
ブルセラ・キャニスは人畜感染症ですが、一番弱い細菌症で人にうつる事は稀で、もし罹っても風邪程度の軽症です。また、繁殖業の経済動物であれば別ですが、一般飼犬であれば避妊去勢手術をしておれば、大丈夫なのです。よしんば陽性と診断されても定期的に薬を投与して管理をしていけば処分など必要はありません。バイオセーフティレベル3とありますが、これは2重扉で部屋を区切る、物々しい施設が必要と言われていますが、これも研究室の話であって、一般の家や施設には要求されておりません。
府の言うアメリカ、ジョージア州の例をとっても、集団発生したブルセラ症感染犬は処分と言われていますが、これも繁殖場の経済動物、いわゆるブリーダーの商用動物での話であります。
静岡、沖縄県において集団発生したブルセラ症では、処分する事無く、治療後、陽性が陰性化し、犬たちは元気に暮らしています。
大阪府が管理するブルセラ症感染現場では、肝毒性の高い大量のリファンピシンの投与により、副作用による肝不全で死亡しているケースが多いです。23頭の死亡原因はほとんどがそうと思われます。
府の職員さんたちの犬たちの飼育管理は、はっきりいって素人同然です。
一般のボランティアさんの方が犬たちを飼っているので随分と管理は上手です。私たち、愛護団体は劣悪な飼育環境にある犬たちを数百頭も救助し飼育管理をしてきています。
経験も豊富ですし、協力獣医師もペーパー獣医師ではなく臨床獣医師です。
薬一つをとっても、きちんと咽奥まで入れて投与します。職員は犬たちに触らず、団子状にした餌に入れて食べさせています。賢い犬たちは、うまく薬だけを吐き出してケージ内に捨てていました。ケージを掃除した後、数個も残っていた事が発見されています。
これが正常に投薬されていたのでしょうか。疑わしい管理状況です。
未だ、犬たちの体重測定もされずに、目視のみの体重測定で薬の量を決めているのです。
おおまかに「大、中、小」と。これでは、 いい加減すぎではありませんか。
仔犬も「小」でした。そして死にました。若い犬が肝機能低下で黄疸症状が全身に出て、肝不全にて死亡。この事実があるにも拘らず、改善することも無く、薬の投与は続けられて23頭の死亡に繋がっています。事の重大さにやっと気づき、臨床医を現場に入れました。数日前の出来事です。
遅すぎます。こんな府の管理体制では犬たちを任せる事が出来ません。
明日の話し合いが上手く行けば、私たちは隔離する施設(約620坪)を準備しています。只今、工事中ですが犬舎はありますので、即日でも受け入れ準備は整っています。陰性、陽性犬すべて隔離して飼育管理は出来ます。そして「またたび獣医師団」山口獣医師らによる避妊去勢手術も行い、適切な薬の投与も実施して管理をします。必ず、健康体に戻して、将来において一般家庭の飼犬として「小さな命」を再出発できるようにいたします。
また、ご心配でしょうから大阪府の管理指導も受け入れいたします。一度、施設を見に来ていただいては如何でしょう。
維持管理等の費用も全額負担しますし、人出も有ります。府の税金の出費も防げます。
これほどの提案をも拒否する理由は有りますでしょうか。
大阪府さん、面子に拘らずに前向きに話し合いましょう。
明日の話し合いを期待しております。
ご支援頂いている皆様へ、明日の審尋の結果はわかりませんが、精一杯、訴えてきます。
11時からです。大阪地方裁判所の北側入口付近でお会いしましょう。
ARK-ANGELS
代表 林 俊彦