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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

審尋の結果

本日7日、11時より大阪地方裁判所に於いて、ブルセラ症陽性犬殺処分に対する処分禁止の仮処分申立ての審尋が行われました。

裁判官は、大阪府と当団体の意見を聞き、仮処分を決定します。

本日のところは、最初の意見を聞きました。府は、殺処分決定の考えを変えることはなく、阻止された処分日の事を遺憾に思い、早急に陽性犬を処分したい。と、申し述べました。

相手側は弁護士、府の職員I氏以下3名。計5名。当方は、弁護士と私の2名が話し、ブルセラ症は殺処分すべきではない事と、今後の治療が必要である事、陰性、陽性犬が入り混じっている事、抗生剤の薬の量が不適切であって犬が23頭も死んでしまった事、当方が引き受ければ管理施設は用意していると施設の図面を提示しました。そして、犬の登録義務は履行しているのか等を問いました。陰性犬を隔離するプランも次回、提示されます。当方も提示します。

結果、次回に審尋は持ち越されて3月19日11時から2回目の審尋が行われます。

府は、それまで殺処分は行わない事を明言いたしました。

命が12日間、生き延びたことになります。

しかし、大阪府は出来るだけ早く結論を出して、処分したい意向を述べました。

なんと、心無い回答であったことか。呆れてしまいました。



次回までに、他の行政でブルセラ感染犬が発見されても殺処分しないで治療を行った実証書類を提出すると共に、臨床医のブルセラ所見等を用意していきます。

府側は、犬の登録はいつしたのか?管理している獣医師の経験年月日などと何人で管理をしていたのか等を答えます。処分を早急にしたい旨以外の意見はない。との事でした。

双方が合意したのは、陰性犬の早期隔離の件です。大阪府が用意した場所に隔離する件については異議がない事を伝えました。(もちろん、当方にて管理する事も念頭においての事です。)



この件が終わり、「またたび獣医師団」と落ち合い、大阪府警に「動物虐待容疑等」で告発に同行いたしました。待つ事、2時間余り、警察より出てきた代表ら2人は笑顔で答えてくれました。

大阪府警が今回のブルセラ症感染犬の、不適切な管理によって死亡した犬たちの虐待容疑の告発を受理してくれたのでした。

待ち構えていた報道陣にも詳しく説明をされていました。

さぁ、大阪府は今後、法的にも世論にもどう対処していくのでしょう。



こちらは理路整然と論理を推し進めていきます。

命を簡単に殺してしまってはいけないのです。

行政は合理的な理由なく、殺すことを決めた処分を粛々と進めていくそうです。

決して許す事のできない暴挙であることは間違いないのです。

全国の良識有る方々、この行政の強引なやり方を止めさせましょう。皆様のお力が必要です。

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