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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

第3回目 審尋の結果

本日、11時から第3回目の審尋が裁判所にて行われました。

大阪府の態度は、依然として変わっておりません。陽性犬の殺処分決定は変更無しです。私達が用意したシェルターに移動を要請しておりましたが、これも却下でした。

府は、シェルターがある高島市に確認をしたそうです。

高島市の判断としては、ブルセラ症感染犬の持ち込みは反対です。との回答でした。



では、どこの自治体が喜んで迎え入れてくれるのでしょうか。

ブルセラ症に罹った犬100頭があなたの自治体に行きますよ、いいですか。と聞けば、普通は断るでしょう。問いかけ方にも問題があったのではないか。

大阪府がブルセラ症は問題は無い。とでも言えば受け入れはするでしょう。

しかし、大阪府が陽性犬を殺処分すると決定している方針を変えない限り、何処の自治体も受け入れるはずがないでしょう。

でも、自治体が受け入れるのではなく、民間の団体が所有する施設に受け入れるのです。

何を思って大阪府は高島市に確認をしたのか?

答えは判っているはずなのに。

裁判官に、受入れ先の地元が反対を表明している場所に移動させる事は困難だ。という事を訴えたかったのでしょう。



シェルターの場所は、犬の訓練所跡地でした。だから地元の反対は今更・・・とも思います。無用なトラブルを避ける為に、事前に滋賀県や地元行政に相談に行っております。地元代表者4名にもご挨拶を兼ねてお話をしております。もちろん、ブルセラの件もお話しております。

行政の土地を借りて飼養するのなら反対されれば難しいですが、そうではないのです。問題のすり替えをされている気がしているのは私だけでしょうか。



次回、4月4日午後4時に第4回目の審尋が行われます。(4が並んで・・・嫌な予感)

この日に最終の結論が出るそうです。

心臓に毛が生えていると言われている私でさえ、胸が痛みます。
1週間、1週間と命が延びています。

彼等は言っています。「何もしていないのに、どうして殺すの?ぼくらは死ぬの?」

私には、答えられない。

でも、声を振り絞って言います。
「絶対に諦めないからね。助けるからね。もう少し、頑張るんだよ。みんなが付いているからね。」



あの子達の笑顔を見るまで戦います。犬死なんてさせるものか。


支援者の皆様、最後の最後まで、頑張ろう。彼等が助けを待っています。

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