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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

東北地方大震災から丸6年が過ぎました。

東北地方大震災から丸6年が過ぎました。

3・11から二日後、私たちは、高速道路を新潟周りで迂回し、現地に居た。

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3・11から、直ぐに現地に行き、無人化した町に入りました。
犬だけが、あちこちに餌を求めて放浪していました。

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牛たちも、街中を放浪していました。

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コンビニの横を牛たちが移動していた。
まるで、映画のセットみたいでしたね。

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原発崩壊後、放射能が蔓延して、防護服が無い私たちは、自前のカッパを購入して、自身の身を守りました。
20km圏内の犬を保護して、行政の職員さんから、スクリーニング検査を受けて、県外から出ます。

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海外からの愛護団体の支援もありました。

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この団体のメンバーと一緒に、20km圏内に入り、活動しました。
海外では、当たり前の事が、日本では、当たり前ではない。
海外のメンバーは、エンジェルズに対して、「日本にも、レスキュー団体があるんだ」と驚かれたのが、印象的でしたね。

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原子力発電の双葉町商店街 入口、大きな看板が目立っていた。

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無人化した双葉町

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第一原発の看板、今では…

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あちこちで、牛が放浪…


早いものですが、まだ、東北地方では復興途中です。
未だに、震災時に救護したワンたちが、滋賀シェルターに滞在しています。
飼い主が迎えに来ない犬たちが、待ってます。
忘れられたのでしょうか?
それとも、迎える場所がないのでしょうか?

どんな事情があろうとも、ワンたちは、家族のお迎えを、じっと待ってます。

災害は、いつ何処で起きても不思議ではない。

南海トラフも噂されて、随分となります。

東北地方大震災時から、各地でも災害が起きています。

最近では、熊本地震が起きましたが、
そのたびに、救護活動を行っていますが、いつも、動物たちが、二の次、三の次です。
だからこそ、エンジェルズは、救護に向かいます。

少しでも、被災者の為に成れればと考え、行動にうつしています。

復興の暁には、家族の元へと帰れるようにと、一時預かりをしているのです。
家族を亡くし、家を失くし、そんな時、可愛がっていた家族であるペットが、生きていて会えることが出来ればと、
心の支えになれればと、それだけを願い、活動をしています。

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南相馬市
漁船が打ち上げられてた…

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全てが津波で流されて…

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何も残らず…


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そんな中、1頭の犬が…
この子は、救えましたよ。
そして、新しい家族の元で、幸せに暮らしています。

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全ての家屋が、流されて、海岸が 見えてる。


いつ起こるか分からない災害に備えて、備えの準備と心構えはしておきましょう。

滋賀シェルターでは、何時でも、万が一の為に、収容スペースを用意しています。
最大で300頭は収容できるスペースを確保しています。

東北地方大震災では、約350頭を一度に救護しました。

収容スペースがあっても、人手が必要ですので、
ボランティアさんの参加が必要です。

有事の際は、沢山の方々が集まってくれますが、その後は、徐々に少なくなります。

困ったときは、お互い様です。
助け合い精神を、いつも、持ちたいですね。

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双葉町から浪江町

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牛たちが餌を求めて…

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道路が寸断されてた…

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それでも、前に進んだ
この段差を 飛び越えて!!

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殆どの道路が、こんな感じだった


自治体の収容スペースは、狂犬病予防法の観点から、
そんなに多くのスペースがありません。
民間のシェルターの方が活躍できるのです。

万が一の為の備えに、協力体制を、常日頃から行うのが、ベストですね。

と、いつも考えているのですが、
自治体からの要請や収容スペースの相談は、一件も有りません。
災害が起きてから…と考えているのでしょうかね。

全国の自治体の動物管理センターを見れば、6年経った今でも、施設は、そのままです。
万が一に備えた増設スペースは皆無です。

何かが起きてから、動くのでしょうね。
教訓が生かされてないけど…

それでは、遅いんだけどね。

私たちは、災害地域内では、車中泊、そして、食事も途中のSAで買い求めた。
車のガソリンも、被災地内のGSでの給油所では入れないようにした。

被災者の為に、です。
だから、20km圏内で活動後、新潟県まで走り、給油して、また、現地入りを繰り返した。

福島県、宮城県内のコンビニでは、おにぎりを飼わないで、高速道路のSAまで買いに走った。
一つでも減れば、被災者の迷惑になるから。

自衛隊の炊き出し  私たちは、一杯の味噌汁も貰わない。

これらすべてが、私たちのルール。

被災に遭われた方々の、邪魔にならぬよう、迷惑にならぬように、行動しなくてはいけない。

私たちは、支援に行っているので、

そして、何も、失っていないのだから…


何か、起きれば、私は、

いつも

次の日には

被災地に 立ってます。



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