小さな抗議
連休前に不意打ち的に殺処分が実施されて、尊い命が119頭も虹の橋を渡されました。
死ななくてもいい命が人間の身勝手で死んでいったのです。
陽性犬が処分されて1週間、ボランティア有志が集まり、献花をして初七日法要を行った。涙のお別れをした。
奇しくも厚生労働省、環境省が「処分とは殺処分だけではない」と、公表したばかりでした。
長い間、「狂犬病予防法」に基づき、「抑留」されてきた犬たちの、
公示期間終了後の「処分」のあり方について、
ほとんどが「殺処分」という自治体業務の実態が続いてきました。
しかし、このたび厚生労働省、環境省ともに、法令で定められた「処分」は、
イコール「殺処分」ではなく、
「適性があると認められるものについては、できるだけ生存の機会を与えるように努めること。」とし、
まずは「譲渡」の判定を最優先に業務を行うことを示した
フローチャートとともに、
2007年5月1日付けで、各都道府県、政令市 特別区 衛生主管部(局)長 宛に、
厚生労働省健康局結核感染症課長より、
『狂犬病予防法に基づく抑留業務等について』という告示が出されました!!
この内容は、先の4月10日(火)の衆議院環境委員会で、
松野頼久議員が、犬猫の殺処分数を削減するための施策のために、
狂犬病予防法と動物愛護法との関係整理についての質問を行ってくださった際、
狂犬病予防法の管轄である厚生労働省、
動物愛護管理法の管轄である環境省に
自治体への告示を要望したことに応えて出された内容になっています。
殺処分をなくしたいという私たちの想いが、
確実に1歩1歩、この国の動物行政の根幹を変革させています。
更なる詳細は、
http://blog.so-net.ne.jp/animalpolice_net/
をご覧ください。
(以上、「日本にアニマルポリスを誕生させよう!」より抜粋)
大阪府内の管轄地域にて劣悪な環境下にあった繁殖場について、一般府民からの通報があり現地へ行きました。
酷い悪臭、通風も無く、排水設備も無く、ビニールテントとコンテナの中での飼育状況でした。ブリーダーと交渉の末、施設を見せてもらい改善を要求しました。
多少の抵抗はあったが、話し合いの末、改善を約束してくれました。
1週間後、再び現地を訪れ、施設内を見せてもらいました。
連休の間に清掃と整理をされており、以前の悪環境から一変して綺麗な環境に変わっており驚きました。
ブリーダーの中でも最悪な環境であったにも係わらず改善を受け入れてくれたのには嬉しく思いました。
少しでも優しい気持ちを持って犬達に接してくれるように更にお願いをしてきました。
まだまだ改善の余地はある現場ですが、一歩一歩改善してくれればと思います。
連休明けに大阪府畜産課がこの現場に飼育環境の調査に入りました。
ブルセラ現場に居たO前氏、T田氏の2名が来ました。
約1時間の調査の結果は、居合わせた私達には教えてくれませんでした。
調査内容に付いて質問をしました。
私「この現場の犬達のブルセラ症の検査はしないのか?」
府職員O前氏「和泉市ブルセラの犬は府の所有犬なので検査をしたが、ここの犬はしない」
私「なぜですか?公衆衛生上の観点から府民を守る為に和泉市の犬達は処分したのではないか。万一、ブルセラ症に罹っていたらどうするのか?放置するのか。」
O前氏「所有権が大阪府にはないのでその権限がない。繁殖業者から依頼があればするかもしれない」
私「それでは、今後もブルセラ症に罹っている犬は放置するのか?」
O前「ケースバイケース。府が所有すればします。」
O前は、ブリーダーに向かって、「動物愛護団体が、ブルセラ検査をしないのか?と、言われたら「私なら営業妨害だと訴えますがね。商売にならんでしょう。」と、ブリーダーを煽る会話があった。
この職員は和泉市の現場で血も涙もなく殺処分をした人間である。
その職員が劣悪な環境を作っていた繁殖屋に、営業妨害で訴えなさい。と、言い放ったのです。
己の立場を弁えない大阪府職員のレベルの低さに呆れてしまった。
私「狂犬病予防法について畜犬登録及び予防注射はしているのか?」
O前「その件は言う必要はない。教えられない」
職員が去った後、ブリーダーに聞いて見た。職員からはそのような指導があったか?
「出来るだけやってくださいよ」とだけ、言ったそうである。
これは犬を飼う以上、予防法で義務付けられている法律であり、繁殖業者も同様に守らなければならない法律である。違反すると20万円以下の罰金となる。
それを摘発しないで「出来るだけ・・・・・」とは、如何なものか。
この程度の調査だから、繁殖場の環境は悪くはなっても改善はなされないのではないか。ブルセラ症が蔓延しても所有権が無い場合は放置すると明言しているのだ。
以前、公表していた「公衆衛生上の観点から苦渋の決断をした」という陽性犬処分決定の根幹は、この程度のものなのか。
所有権がないから人畜感染症が蔓延しても放置し、検査もせず見て見ぬふりをする。と、言うのだ。
あれだけ秘密裏に大量処分したのにだ。公衆衛生が聞いて呆れる。
事なかれ主義の大阪府畜産課の職員らしい発言ではある。
今回、この現場に来た理由は情報提供者の通報があったから来たと言ったが、この情報提供者は私であるという事も会話の中で公開していた。
普通、情報公開は伏せるべきではないのか。O前さんよ。
仕事だから来ている。と言うが、このような発言をする職員の給料は府民が納めている税金で賄われている。
民意を汲み取れない行政や程度の低い職員には納税を拒否したいものだ。
今回の件は、職員の上層部には抗議をしておきました。
どうせ、聞き入れないでしょうがね。 出世の妨げくらいにはなるか。
小さな抗議も数が集まれば大きな抗議になります。
諦めないで、小さな事から一歩ずつです。
死ななくてもいい命が人間の身勝手で死んでいったのです。
陽性犬が処分されて1週間、ボランティア有志が集まり、献花をして初七日法要を行った。涙のお別れをした。
奇しくも厚生労働省、環境省が「処分とは殺処分だけではない」と、公表したばかりでした。
長い間、「狂犬病予防法」に基づき、「抑留」されてきた犬たちの、
公示期間終了後の「処分」のあり方について、
ほとんどが「殺処分」という自治体業務の実態が続いてきました。
しかし、このたび厚生労働省、環境省ともに、法令で定められた「処分」は、
イコール「殺処分」ではなく、
「適性があると認められるものについては、できるだけ生存の機会を与えるように努めること。」とし、
まずは「譲渡」の判定を最優先に業務を行うことを示した
フローチャートとともに、
2007年5月1日付けで、各都道府県、政令市 特別区 衛生主管部(局)長 宛に、
厚生労働省健康局結核感染症課長より、
『狂犬病予防法に基づく抑留業務等について』という告示が出されました!!
この内容は、先の4月10日(火)の衆議院環境委員会で、
松野頼久議員が、犬猫の殺処分数を削減するための施策のために、
狂犬病予防法と動物愛護法との関係整理についての質問を行ってくださった際、
狂犬病予防法の管轄である厚生労働省、
動物愛護管理法の管轄である環境省に
自治体への告示を要望したことに応えて出された内容になっています。
殺処分をなくしたいという私たちの想いが、
確実に1歩1歩、この国の動物行政の根幹を変革させています。
更なる詳細は、
http://blog.so-net.ne.jp/animalpolice_net/
をご覧ください。
(以上、「日本にアニマルポリスを誕生させよう!」より抜粋)
大阪府内の管轄地域にて劣悪な環境下にあった繁殖場について、一般府民からの通報があり現地へ行きました。
酷い悪臭、通風も無く、排水設備も無く、ビニールテントとコンテナの中での飼育状況でした。ブリーダーと交渉の末、施設を見せてもらい改善を要求しました。
多少の抵抗はあったが、話し合いの末、改善を約束してくれました。
1週間後、再び現地を訪れ、施設内を見せてもらいました。
連休の間に清掃と整理をされており、以前の悪環境から一変して綺麗な環境に変わっており驚きました。
ブリーダーの中でも最悪な環境であったにも係わらず改善を受け入れてくれたのには嬉しく思いました。
少しでも優しい気持ちを持って犬達に接してくれるように更にお願いをしてきました。
まだまだ改善の余地はある現場ですが、一歩一歩改善してくれればと思います。
連休明けに大阪府畜産課がこの現場に飼育環境の調査に入りました。
ブルセラ現場に居たO前氏、T田氏の2名が来ました。
約1時間の調査の結果は、居合わせた私達には教えてくれませんでした。
調査内容に付いて質問をしました。
私「この現場の犬達のブルセラ症の検査はしないのか?」
府職員O前氏「和泉市ブルセラの犬は府の所有犬なので検査をしたが、ここの犬はしない」
私「なぜですか?公衆衛生上の観点から府民を守る為に和泉市の犬達は処分したのではないか。万一、ブルセラ症に罹っていたらどうするのか?放置するのか。」
O前氏「所有権が大阪府にはないのでその権限がない。繁殖業者から依頼があればするかもしれない」
私「それでは、今後もブルセラ症に罹っている犬は放置するのか?」
O前「ケースバイケース。府が所有すればします。」
O前は、ブリーダーに向かって、「動物愛護団体が、ブルセラ検査をしないのか?と、言われたら「私なら営業妨害だと訴えますがね。商売にならんでしょう。」と、ブリーダーを煽る会話があった。
この職員は和泉市の現場で血も涙もなく殺処分をした人間である。
その職員が劣悪な環境を作っていた繁殖屋に、営業妨害で訴えなさい。と、言い放ったのです。
己の立場を弁えない大阪府職員のレベルの低さに呆れてしまった。
私「狂犬病予防法について畜犬登録及び予防注射はしているのか?」
O前「その件は言う必要はない。教えられない」
職員が去った後、ブリーダーに聞いて見た。職員からはそのような指導があったか?
「出来るだけやってくださいよ」とだけ、言ったそうである。
これは犬を飼う以上、予防法で義務付けられている法律であり、繁殖業者も同様に守らなければならない法律である。違反すると20万円以下の罰金となる。
それを摘発しないで「出来るだけ・・・・・」とは、如何なものか。
この程度の調査だから、繁殖場の環境は悪くはなっても改善はなされないのではないか。ブルセラ症が蔓延しても所有権が無い場合は放置すると明言しているのだ。
以前、公表していた「公衆衛生上の観点から苦渋の決断をした」という陽性犬処分決定の根幹は、この程度のものなのか。
所有権がないから人畜感染症が蔓延しても放置し、検査もせず見て見ぬふりをする。と、言うのだ。
あれだけ秘密裏に大量処分したのにだ。公衆衛生が聞いて呆れる。
事なかれ主義の大阪府畜産課の職員らしい発言ではある。
今回、この現場に来た理由は情報提供者の通報があったから来たと言ったが、この情報提供者は私であるという事も会話の中で公開していた。
普通、情報公開は伏せるべきではないのか。O前さんよ。
仕事だから来ている。と言うが、このような発言をする職員の給料は府民が納めている税金で賄われている。
民意を汲み取れない行政や程度の低い職員には納税を拒否したいものだ。
今回の件は、職員の上層部には抗議をしておきました。
どうせ、聞き入れないでしょうがね。 出世の妨げくらいにはなるか。
小さな抗議も数が集まれば大きな抗議になります。
諦めないで、小さな事から一歩ずつです。