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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

気分爽快






東京サマーランドファミリーパークにて
「ワールドアニマルレボリューション2007イベント」が開催され、
6月2日、東京都あきる野市のムツゴロウ動物王国にて「ペットブームの裏側」という実情、「収容される動物達」をテーマに講演をしました。

お天気に恵まれて多くの家族連れたちが参加されていました。
ムツゴロウ王国のワンたちと触れあい、一日楽しく過ごせたことでしょう。
また、めったに会えない爬虫類ににも触れ合いました。

各ブースに出展している方や、スタッフの方々にはお世話になりました。
みんな、何らかの形で生き物に関わり、動物を扱っている方は、優しい気持ちの持ち主である事を確認出来た事は意義がありました。
昆虫や爬虫類は姿形が違っても、それぞれが生きている。
人間の庇護の元、飼育されている。
ペット社会が人間に癒しを与えているんだなぁ。と、正直に素直に感じることが出来ました。

犬は、たかだか10年~15年の寿命です。
人間の寿命に比べたらとても短いです。
たったその年月も満足に飼育出来ないのなら、飼うべきではないです。
家族になったその日から、可愛がって終生、愛育してほしいものです。

講演では、日本の法律では飼主の居ない犬は、行政に保護収容されてたった2日間の収容期間後、殺処分されてしまいます。
この現実と無理な繁殖を行い、崩壊した悲惨な環境下に居る犬達の顛末を話しました。
「ひろしまドッグパーク」のパネル展や処分施設の仕組みなどを説明し、人間の身勝手で捨てられたり虐待に遭ったりした子達の悲劇。

写真を食い入るように見られていました。 涙を流していた方も居られた。
展示されたパネル写真でも、この悲惨さは十分に訴える事ができたと思っています。

支援者もたくさん、駆けつけてくださいました。
差し入れも頂きました。 有難うございます。

会場では、主催者側が用意してくれたチャリティオークションも行われました。
出展者が商品を提供してのチャリティオークションです。
総合司会のダックス小峰さんの軽妙な司会振りでジョークと笑いの楽しいオークションでした。

そのオークションの売上は、すべて不幸な環境下に居る犬達の為に寄付されます。
2日間のチャリティ募金は当団体が責任を持ってワン達の為に遣わさせて頂きます。
有難うございました。

さて、北海道では行けなかった「ムツゴロウ動物王国」に訪問し、責任者である石川さんとお話をさせて頂きました。
あいにく、畑さんは他で講演があり、その日はお会いする事ができませんでしたが、動物達に優しいスタッフの方々と楽しく談笑する事も出来ました。
飼育されている犬たちの中で1頭、気になった子が居た。
出産時の難産により仮死状態で産まれ、懸命の心臓マッサージを行い蘇生したが、結果、脳性麻痺になったそうです。 歩行困難な状態の子でした。
まだ2歳と若いのですが、石川さんが呼べばフラフラとしながら壁にぶち当たりながらも傍に寄って来ます。
いつ、転倒して後頭部を打つかもしれないと、頭にはヘッドギアを着けています。

目は生きていました。 

生きる可能性がある子を人間が殺してはいけない。
まともに歩けなくても、一生懸命、生きています。
人の介護は必要ですが、自分で出来る事はしています。 飼主が呼べば来るのです。

当団体にも、下半身不随の車椅子生活のワンが居ました。交通事故に遭い放置されていて負傷犬として処分施設に収容されていた。
その子も一度は安楽死の選択を迫られた子でした。
でも助けました。
今は、里親様のところで普通の飼い犬として幸せに暮らしています。

人間が手を差し伸べれば生きられるのです。

目の見えない人、耳の聞こえない人、歩行困難な人。 
助ける犬が居ます。 盲導犬、聴導犬、介助犬がそうですね。
人間もお世話になっているのです。

その子達には特別な訓練は必要ですが、普通の犬たちは難しい訓練はいらなく、人に癒しを与えてくれています。
人を信じて共に生きているのです。信頼関係が出来てくるのです。

その犬たちを人間の法律で殺してはいけない。 生きるチャンスを与えなければいけない。
やっと、わが国も動物愛護先進国になりつつあります。

が、・・・・・です。
行政はまだ、目が醒めていません。
役所は縦社会なのです。 上からの指示がなければ、従来通り犬を殺してしまうのです。
国は動物愛護の推進を目指しました。
自治体は国から指導を受けていますが、自治体には終始徹底されておりません。
一日も早く、規則ばかりに囚われずに行動を起こすべきです。
こうしている間にも、殺処分は実施されています。
譲渡実績の無い行政だけに任すのではなく、欧米諸国のように民間の活力を取り入れて官民一体の動物愛護活動をするべきなのです。

早く、お役所は目を醒まそう。
特に、大阪府。大阪市。

何故、私を拒む?
私は、ただ、生きる選択肢が無い犬たちを救いたいだけなんだ。
処分施設から出して、生きるチャンスを与えたいだけなんだ。

疑惑なんて何一つ無いし、噂を撒いた連中も飽きたことだろう。
偏見放送をした番組も只のネット社会の噂だと気付いたことだろう。間違いに気付く時期です。
反AA派と言われた連中も、真実が明るみになってきた今、叩く材料がなくなってきただろう。もう、止めるべきです。
被害者の会なぞと騒いでいる連中も、真実が明らかになってきて、一人抜け二人抜けとなった今、自分自身の誤解であったと思うであろう。
恣意的に反対した連中も、「良心」に問いかけてみてください。 答えは貴方の心の中にあります。

確かな結果は、不幸な環境下に居た悲惨な犬達が救われて、普通の家庭犬として幸せに暮らしている現実を見た時、全てを理解できるのではないか。
今こそ、些細なわだかまりを捨てて、本当に、まだまだ居るペットブームの裏側にいる不幸な犬たちを救おうよ。

動物を愛する人間に悪人はいないよ。
子供たちに、命の大切さを教えていこうよ。


以前居たスタッフが戻って来てくれました。
別の支援者からも連絡も入りました。 事務所に来てもいいですか? と。
もちろん。いつでもどうぞ。

去る者は追わず、来る者は拒まず。
ボランティア精神は、自己責任で参加するもの。 強制など、有り得ません。
みんなで楽しく、活動しましょう。

いつになく気分爽快です。














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