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動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

苦言を呈する





ブルセラ病救援本部の陰性犬譲渡の要領が決定したと大阪府HPにて確認した。

内容を見て、驚いた。

譲渡申込受付期間は1週間。
個人のみ譲渡。 
団体譲渡は山口委員の提言通り、外されたようだ。 
事務局である畜産課は福祉協会の言い成りか?
団体譲渡を外すという事は、自分が所属する動物福祉協会も受けないという事か? 引き受けを拒む理由が成立した訳だな。

その上、希望犬が重複した場合は、抽選~~~だって??? 
命あるモノを引き受けるのに、抽選かよ。 商店会の福引きじゃあるまいに。 
最後まで、飼主希望者との面談と話し合いでしょうが!!

それでも譲渡が決まらない場合は、救援本部に参加した獣医のみに譲渡だって? 
111頭全部が決まらなければ、獣医師に押し付けかよ。
それでも決まらない場合は、殺処分も、視野に入れているだって???(またたび獣医師団と畜産課、井関氏との会話より)

何、考えているんだ!!!  どういう思考回路なんだ!!!


松野頼久議員が、5月25日の衆議院環境委員会において、日本動物福祉協会に言及し、苦言を呈した。

補助金が出ているにも拘らず、動物検索サイトがない。
HPはきれい事過ぎる。
抑留所の悲惨な犬の写真こそ載せるべき。
世界に対し恥ずかしい。
アメリカは民間シェルターを活用し、民と官の動物愛護が適切に機能している。それは福祉協会の資料にもあるはずだ。等など。
もっともであり、当然だ。

若林環境大臣は、「日本動物福祉協会には指導の通達を出します。」との答弁をした。
これまた、当然だ。

見る人が見れば、判ることだ。

今まで、机上だけで動物愛護を謳ってきたのが今になって露呈しただけなのだ。
もっと、本気で動物愛護に関する実際の活動をしてほしいものだ。
口先だけの綺麗ごとではなく。だ。

このような団体が、ブルセラ病救援本部の決定権を握っていたのだから、陽性犬を殺処分したのも頷けるというものだ。
そして陰性犬譲渡方法も日本動物福祉協会の山口委員が意見を述べた通りに決まってしまった。

本当に、命を助ける考え方をお持ちか??
福祉協会は、以前から安楽死処分を推進してきた団体ではある。
その考えに乗って、各自治体の処分施設で、保護収容した動物は飼主の返還以外は、全て殺処分をして来た。

以前、この協会に入った会員に聞いた事がある。
まずは収容施設の保護犬達の写真を見せられて、殺処分が正当であると教えられる事から始まるという。
これに耐えられなくなって辞めていった人も多いと言う。

行政や公な場所に参加して話すことがある山口委員は、いつも安楽死をやむを得ない苦渋の決断と説いていると言う。
こういう方は、今後の新しい動物愛護の活動には相応しくない人物ではないか。
戦後の動乱時期ではないのだ、今は!!
時代の流れを読む人でなければ、動物愛護は語れないのだ。

早く、自分の時代遅れを悟るか、辞めるかを選択するべきではないか。

世界に対し恥ずかしい。

私も苦言を呈する。








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