動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

二つの報告



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兵庫県疥癬症感染犬の報告
レスキューが敢行されて1ヶ月以上が経過しました。
ボランティアさんたちの献身的な介護が実り、ほぼ全頭が完治しました。
獣医師も驚くほどの回復ぶりでした。
検査結果では疥癬症の原因であるヒゼンダニは視られませんでした。

本日、産経新聞で疥癬症の記事があったそうです。
取材も無く、疥癬症は完治しているにも拘らず、疥癬が完治するには1年も掛ると記事に出ていたそうです。
そりゃあ、隔離もしないで同じケージ内で飼育をしていたらダニが移るのだから完治は長引くでしょう。
私たちは、1頭1頭、隔離をして毎日、体内外からの治療を継続して驚くほどの早さで治療を終わらせたのですよ。
産経新聞社の記者さん、もう少しお勉強をしてから、そして事実確認をしてから記事にすればよかったのにね。
この新聞社は思い込みや想像で記事にするのでしょうかね。記者としての報道モラル欠如ですか。
正確な記事を書かないと、ブルセラ症の時のように近隣住民の不安を煽るだけですよ。
他社のマスコミは事前に事実確認をしてきましたよ。

移送のOKがドクターから出たので、完治した子から順にワクチン接種や狂犬病予防注射を打って、今月中には滋賀シェルター施設に移送する予定です。
滋賀シェルターでは毎日、職人さんが工事をしてくれています。
ガス工事はプロパンガス業者から供給を拒否されたため、オール電化に変更をしました。
これでお世話する方が、食事をしたりお風呂にも入れます。
お湯が出る事で薬浴も継続してあげれます。

酷い環境下で苦労してきた子達が広い施設内で走り回る姿が、もうすぐ見れます。
苦労の甲斐がありました。

滋賀シェルターの近隣では、未だ反対運動が起きていますが、全ての方が反対と言うわけではありません。
地元以外の他の町の方が応援に駆けつけてくれます。
ボランティア登録者の多くは滋賀県民でした。
嬉しい事です。

私たちと同じ人間が犬たちを不幸にした。それらを救っているのに何を批判されることがあるのでしょう。
近隣住民の理解がほしいところです。不安要素があるのであれば、いつでも話し合いをしますよ。
いずれ、近隣の方もきっと判ってくれることでしょう。

そして、馬鹿馬鹿しい報告も追加です。
昨日、滋賀シェルターにて工事の職人さんが4名、作業をしていました。そこへ警察が来られたのです。来た理由は匿名で通報があったからと、その内容は男4人が穴を掘りそこへ犬の骨を埋めている。といった内容でした。確かに現場では職人さんが工事のため、穴を掘り電線を埋めていました。警察官3名は悪質な嫌がらせだと署に報告をしていました。匿名者でも相手側を確認できるでしょう。軽犯罪法に問われるでしょうね。近くに京都ナンバーの黒塗りの車が犬連れでシェルターを見張っていたことも住民が目撃しています。この事も警察に知らせました。
相変わらず、意味の無い妨害が起きています。子供じみた愚かな行為だ。

最近、2頭の愛犬がお星様になりました。

8月26日午後6時、愛犬「デール」死亡 エアデール ♂ 2歳
9月5日午前8時、愛犬「ライブ」死亡 バーニーズマウンテンドッグ ♀ 5歳

レスキュー活動中に愛犬2頭が相次いで亡くなった。
デールは症状が悪化してたった48時間の命だった。
ライブは発病して12日間の闘病生活だった。
レスキュー活動中だったので、周りの人達に心配をかけないようにしながらの懸命の介護であった。
HPでのブログの報告更新がなかったのは、そういう介護をしていた為でした。

多くの人が見守る中、静かに逝ってしまいました。
多くの愛を受けながら、また多くの愛を与えながら、お星様になって旅立って往きました。

病名は「急性多臓器不全」
デールは以前、誤飲などがあったため、そこを心配していたが、レントゲンやエコー検査にも異常は見られず、嘔吐もなく、他の何らかの原因で肝機能と腎臓を壊し、懸命の治療の甲斐無く、たった2日間で生涯を閉じたのでした。
ライブは頃を同じくして同様の症状で発症し、点滴や人工透析を行ったが、結果、改善は見られず、それから1週間以上も生きようと頑張って耐えてくれて、無念にも5日朝8時に力尽きてしまいました。
私たちスタッフも一同に、深い悲しみにいます。

この2頭は団体の家族でした。
デールは「ひろしまドッグパーク」の保護犬でした。
数年間、虐待に遭い、命が救われて、やっと今から本当の幸せをかみしめる時期だったのに、とても残念です。

ライブは、3年前、「近江八幡虐待事件」の3頭の生き残り犬の1頭です。
仲間の死骸を食べ泥水を飲んで生き残った子です。
唯一、診断書を取って繁殖業者に対して告発をし有罪判決を勝ち取った子でした。
余命1~2日と診断されてからも諦めずに飼養し、現在まで3年間、当団体のワン、代表のワンとして生活をしてきました。

どうしてこんなに早くに亡くなってしまったのか・・・・・・。
原因は不明ですが、肝臓、腎臓が悪くなり毎日の検査結果が日に日に悪くなっていきました。
デールはたった2日間でしたが、ライブは12日間も透析や点滴を受けながら闘病していました。
その間、統括を始めスタッフさんたちは徹夜で懸命に介護を続けていました。
レスキューした子達の介護を続けながら、我が子を介護していたのです。

私たちは、事務所の保護犬の世話、神戸現場の保護犬の世話、滋賀現場にも出掛けていました。
レスキューの間は、我が子たちは全員、お留守番です。
一般の家庭犬のようにいつも接する事が出来なかったのです。
我が子たちは、いつも「仲間の犬たちを助けてくれているから」と我慢をしてくれていました。
不憫でした。
でも、ボランティアさんが散歩に出したりしてくれていて、とても可愛がってくれていたのが、救いでした。

レスキューした子は、いつもどこか障害のある子が居ます。
内臓機能が弱っていたり発育不全があったり、です。
成長期に餌を与えられなかったり外に出る事がなかったりした事が原因でしょうか。
しかし、その分、人にはとても甘えたりします。特に純粋です。
どんな境遇にいても、再び人間を信じてくれるのですね。健気です。

短い共同生活でしたが、2頭とも人との共生を満喫してくれたと思っています。
甘える事も覚え、人に愛嬌を振りまき、笑い、要求をしていました。
叱ったりすると、申し訳なさそうに、大人しくしていました。お利口でした。
次第に私達の家族としての自覚も出、家庭犬としての資質も出てきていました。
本当に愛する可愛い家族でした。

また、2頭、私の肩に乗りました。
力を加えてくれました。
「世の中に苦しんでいる仲間を救ってくれ」と、そう言っている様に、聞こえます。

家族を失った悲しみは、とても深いものがありますね。
今日は、泣きました。

一緒に、冥福を祈ってあげて下さいね。 お願いします。








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